平成17年第3回 9月定例会 − 09月22日−04号

○議長(福本匡志君) 再開します。
 次に、6番有村國俊君の発言を許します。
 6番有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) 創世会の有村でございます。よろしくお願いします。
 庁内の意識改革の現状と展望並びに人事制度についてですが、地方分権の時代は自己決定、自己責任のもと、地域みずからが個性豊かで活力に満ちた地域づくりを進めていく時代です。しかし、これは他方地域相互にその意欲と知恵と能力を競い合う状態がつくり出されることでもあります。しばしばお役所仕事という言葉が不親切、非効率の代名詞として使われることがあります。その裏には、縦割り意識、組織への安住、前例踏襲主義、サービス意識の欠如など、公務員の行動様式に対する厳しい批判が含まれております。一生懸命、まじめに取り組んでおられるのに、このように批判されてしまいがちです。行政に向けられるまなざしもどうしても厳しさを増すこのような実態を真摯に受けとめ、納税者であり行政サービスの受け手である市民が今公務員に何を求めているのかを改めて問い直し、お役所仕事を打ち破っていく必要があります。そこで、以下、項目について、職員の意識の現状と展望をお伺いします。

 1点目に、市民は何を望んでいるのか、2点目に質の高い行政サービスとは何か、3点目に市民満足度を向上させるにはどのようにすべきか、4点目に経営資源をいかに有効活用するのか、5点目に成果をどのように検証し、また改善して市民にお伝えするのかお伺いします。

 次に、人事制度ですが、昨今の行政ニーズの多様化、高度化、情報通信革命の進展による行政と民間の情報格差の縮小などを背景に、行政と市場の関係は市場優先の方向にシフトし、行政運営にも市場原理の導入が求められるようになっています。

 一方、議会におきましても、行政改革特別委員会で議員定数削減の方針を打ち出しており、現在、その目的を達成するため具体的に詰めている段階です。地方公務員の人事制度にあっても、事情は民間企業や国と同様であり、中・長期的な視点に立った改革が避けて通れないものとなっているわけですが、まず本市の人事制度について、現在までどの取り組みに力を入れ成果を得られたでしょうか、そして手をつけなければいけない最大の課題は何でしょうか。これまでの地方公務員は、外部との競争は少なく、公務員同士においても競争よりはむしろ秩序が重んじられてきたわけです。この閉鎖性や非競争性が特に民間企業と比べて、どうしても次のような問題を浮き彫りにしてきたと言えます。第1に危機意識が希薄なこと、第2にコスト意識がどうしても低くなってしまうこと、第3に切磋琢磨の意識が乏しくなってしまったことです。人事制度改革は、自己の責任において従来の枠にとらわれない本市の地域実情に応じた人事評価を、具体的に何をどのように展開されるのか、予定も含めてお伺いします。

 次に、市民満足度についてですが、市民の日常生活に関する満足度、当面する主要な課題に対する意向、行政に対する期待、要望、不満など、時代とともに変化する市民意識を的確に把握して、施策を推進する上で参考資料とする市民満足度の市民評価システムについて質問します。

 限られた財源の中で、いかに効果的かつ効率的に資源配分していくか、今後の取り組み重要度や満足度を市民に回答していただく形式も含めて意識調査をすることは、予算編成や事業の見直しの基礎資料として活用できると思います。行政が市民のために一生懸命尽くして努力して日々の業務を遂行していることをきちんと評価してもらう意味において、新たな施策の企画、立案や行政施策などへ生かすことができる取り組みでございます。この市民満足度調査については、実施している自治体があり、ニーズを察知できるということから大変有効な手段だと聞いております。市民のために取り組むお考えについてご所見をお伺いします。

 次に、次世代育成支援行動計画についてですが、本市の少子化対策につきましては、次世代育成支援行動計画新子どもの幸福物語に基づき、幅広い分野において取り組みを進めることとし、文化政策部に少子化対策の担当理事を配置され、総合的な全庁的な推進に取り組まれていくとのことでございます。

 この次世代育成支援行動計画の子育て支援メニューの一つに食育の推進があります。主な内容として、子どもの食生活を考える啓発活動の実施と、食生活の指導の充実が上げられていますが、1点目に具体的にどのような取り組みをされ、どのように評価するのかお伺いします。

 2点目に、良好な遊び環境の整備では、ニーズ調査の結果から、近くに安全で安心して遊べる場所を求めています。これは、子どもと親の視点から、他の市町にあるような子どもセンター的なもう少しスケールの大きい、かつ広い駐車場を備えた遊具の多い公園の整備を希望する意見も含まれていると思いますが、この保護者のニーズ調査をどのようにとらえるべきでしょうか。

 3点目に、通常保育事業についてですが、現在の1,120人から目標を1,230人としています。社会環境の変化から待機児童がふえるため、受け入れの体制も万全に整えていかなければならない本市の状況に対して、どのように取り組まれるのかお伺いします。
 次に、第1クリーンセンターの現状と展望についてですが、本市のし尿を八日市衛生プラントへ投入させていただく協議は平成14年から進められてきました。そして、昨年2月13日には当時の1市7町の首長立ち会いの上、覚書が締結されたわけでありますが、全体計画の現状と展望についてお伺いします。

 次に、中学校歴史教科書の採択結果についてですが、滋賀県教育委員会は中高一貫校の県立河瀬中学校で、来春から使用する歴史教科書に扶桑社の新しい歴史教科書を採択したことを先月発表しました。私ども本市の保守系議員も、この決定を大いに評価するものでございます。

 さて、来年度から使用する本市の歴史教科書も、先月第3地区にて採択されましたが、1点目に採択結果と採択理由をお伺いします。2点目に、選考委員はどのような基準で決められたのか、3点目に採択の手順についてですが、調査員として教師の意見はどのような形式で答申、反映されたのか、4点目に本市の教育委員会が一単位行政の責任ある立場である以上、近江八幡市としての採択意向をあらかじめ取りまとめて第3地区全体の協議にてそれを主張するべきであったと考えますが、そのような形態ではなかったとお聞きしております。果たして、これは理にかなった妥当な方法だったのでしょうか。他の市町の対応も含めてお伺いいたします。
 以上、初問といたします。よろしくお願いします。

○議長(福本匡志君) 当局の回答を求めます。
 市長川端五兵衞君。
             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕
◎市長(川端五兵衞君) 有村議員さんの市民満足度についての調査に関してお答えを申し上げたいと存じます。

 昨今、本当に財政状況も厳しくなってまいりまして、施策や事業を選択してやっていくということがますます大切な私どもの責務になってまいりました。したがいまして、市民に一番近い担当部署が市民ニーズの把握をすること、果たしてこの政策をやってるんだけども、この事業は本当に満足を得られてるのかどうかというふうなこと、これは大変難しい問題でありまして、ひとりよがりというんですか、そういったことで、どうもずるずると進んでくるというのがこれまでの行政の一般の姿ではなかっただろうかと、そんなふうに考えますと、こういう市民満足度についての意識調査を実施するということが次年度の予算に反映して非常にいいんじゃないだろうかというふうなお考えというのは本当によくわかるわけでありまして、私どももこれまで一番細部の業務についての点検を現在やっているところ、行政の中では業務の点検をやる、ISOで1,060アイテムでございますか、それについてようやく着手をしたと、昨年から、今度はもう一つ上がって、施策についてやっていくという、業務というんですか、業務から施策に上げていこうと、順番に上げていかなきゃいけないという、下からの攻めを現在はやっていると、そんなふうなところにありますが、一方では市民の意向を把握するというんですか、計画に当たっての意向把握、総合発展計画なんかが一番大きなものでありますが、基本計画を策定する際にアンケート調査をやっていく、これは行政の常套手段でありまして、一応これでアンケートの結果こうでありますと、こういうふうなことを言っておりまして、またその次の段階として、現在ではパブリックコメントというふうな手法を使っておる、条例を引きたいとかあるいはまたこういう規則をつくっていきたい、そういったときにパブリックコメントを求めるというふうなことを平成15年5月から、その制度を導入してやっていると、そういうふうなことをやってるんですけども、満足度を本当に的確にとってるかというと、これは非常に難しい。

 これは、どちらかといいますと、市民満足度っていって、あなたこれ満足ですか、満足しておられますか、この制度ったら不満が多いというのも当然見えてくるわけなんでありまして、一方で正確な第三者評価というものが、一番これからは求められるんじゃないだろうか、この第三者評価というものをどのような形式で、あるいはまたどのような仕組みでもらっていくんだということが、つまるところ市民満足度につながるんではないだろうか、第三者が見てそんなものをやっているようではだめですよとか、あるいは幾ら市民に言われたからといってそこまでやるのとかといったことでは、これは全く効果的あるいはまた効率的に資源なり財源を使うことにならないだろうといったところで、大きな研究テーマになるだろうと思っております。きょうご示唆をいただきましたので、これを契機にいたしまして、市民満足度調査についての抜本的な考え方というものを構築し直してみたらどうだろうと、先般来、庁内でもいろんな形で業務の評価をやり直さなきゃいけないと、もうそういう時期に来てるんじゃないだろうかということの声がふつふつと上がっておるところでございますので、市民サイドからのそういったご意見、また議会サイドからのチェックをどう受けていくんだと、議会だけで受けているんかと、それでいいとするのはもう時代おくれじゃないだろうか、議会だけで議員の皆さんから受けていると、それでよしとするという、じゃあ年に4回なり5回だけそういうご意見を受けて、それを精査して、そして回答していけばそれでいいのかと、そうじゃないだろうと、日常のチェックというものを受けていく必要があるんじゃないだろうかと、それについては監査委員の委員長さん、代表監査委員さんからももっと細かくいろんな予算の執行についても考えていくべきだというふうなご示唆をいただいておりますので、そういうこと、そんなふうなことを十分考えながら、きょうのご質問を生かしていきたいなというふうに思っておりますので、また忌憚なくご意見をちょうだいしてご指導を賜りますようにお願い申し上げまして、答えにならなかった答えとしてではありますけども、これからの取り組みの意欲をおとめいただきたいと思います。どうもありがとうございました。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 助役岡田三正君。
             〔助役 岡田三正君 登壇〕
◎助役(岡田三正君) 有村議員のご質問の中で、庁内の意識改革の現状と展望並びに人事制度という部分につきましてご回答を申し上げたいと思います。

 まず、庁内の意識改革の現状と展望でございますけれども、本市は行政はサービス業であると、行政のお客様は市民であると、こういう考えのもとに平成12年2月に品質マネジメントシステムのISO9001規格を取りました。また、平成15年2月には環境マネジメントシステムのISO14001規格を取得をしたところでございます。市が提供いたします行政サービスの規格及びサービスの提供をシステムの対象として運営をしてきたところでもございます。

 本市のISOの理念は、市民の視点に立った、開かれた、心の通う市政の運営を行うということでございまして、この理念のもとに市役所のすべての職場でISOのシステムを導入をしているわけでございます。他の自治体ではそういったところはないようにも仄聞いたしておりますので、まさにザ・ファーストの取り組みをしているというふうにも思っているものでもございます。

 さて、ご質問の第1点目の市民は何を望んでいると思うかについてでございますが、市民の思いはその性別、年齢等によりましてさまざまでございます。行政サービスの企画、実施、それぞれの段階におきまして市民の意見を求め、その結果を行政サービスに反映することをISOの運用では実施をいたしております。このことによって、行政サービスに市民の思い、望みを可能な限り反映させることができるのではというふうに思うところです。

 次に、質の高い行政サービスとはとのご質問でございますけれども、これにつきましてもISOの運用では行政サービスを提供する組織における継続的改善が求められております。これによりまして、各所属における行政サービスの企画あるいは提供の際には計画、実施、検証、改善といったPDCAサイクルによりまして、現状のサービス水準に満足をするということではなく、常にサービスの改善を追求するシステムをとっているところです。こうしたISOシステムの運用により、その時代の市民ニーズに即したむだのない行政サービスこそが質の高い行政サービスであろうというふうに考えておりまして、その実現に努めているところでもございます。先ほど市民の満足度の向上ということで市長からもお答えをいただいたとおりでございますけれども、そういった質の高い行政サービスを提供し、それを市民に評価をいだたくと、こういうことで満足度が図れ、また上がっていくものというふうに考えております。

 次に、4点目の経営資源をどう活用するかにつきましては、経営資源は人、物、金、情報でございまして、特に人について職員の育成が重要な課題であると認識をいたしております。人材育成方針のもとに、地方分権時代にふさわしい政策形成能力を身につけた職員の育成に努めているところでもございます。なかなかそういった職員の育成をしているということに対する評価がまだ出ていない現状でございますけれども、そういったことに努めているところでございます。

 成果をどのように検証し、また改善して市民に伝えるのかと、このことにつきましては、検証、改善につきまして、さきに述べましたようにISOの仕組みの中にも含まれておりまして、現在の課題はいかに市民の皆様にその成果なり状況をお伝えするかということでございます。今日の時代では、市民への説明責任が大切であるというふうに言われておりまして、本市では積極的な説明責任を果たしていくと同時に、情報公開を進めてまいりたいというふうに考えております。常に市民の視点に立った、開かれた、心の通う市政運営を行うという理念のもとに業務の見直しに取り組んでまいりたい、このように思っております。ISOを中心としまして、職員の意識改革を行っているということについてご説明をさせていただいたところでございます。

 次に、人事制度でございますけれども、今までの右肩上がりの経済あるいは欧米先進国へのキャッチアップ指向が終えんをいたしまして、社会の少子・高齢化あるいはグローバル化が進む中で、成熟国家、また成熟社会となったこの日本でございますけれども、日本では今官から民へ、国から地方へと規制緩和や民間開放、また地方分権の取り組みが進められております。行政もそういった中で行政のスリム化、また減量化が求められているところでございます。

 そこでお尋ねでございますが、人事制度について現在までどの取り組みに力を入れ成果を得られたでしょうかということでございますけれども、常に少数精鋭で頑張っていこうということで取り組みをしてきたところでございますけれども、成果ということではなかなか自負をするというところまではいかないというふうにも思っておりますが、まずそういったことで少数精鋭の中で組織の肥大化が一時ございました。そういうものに対して、やはり身の丈にあった組織をつくっていくと、こういう部分、あるいはまた組織から申し上げますと、市民ニーズに沿う組織づくりということで、例えばパートナーシップ推進課でございますとか、そういった面ではそういう対応をさせていただいたのではないかなというふうに思っているところでございますけれども、人事ということに関しましては、やはり部長を頂点といたします部、それから課、係、この間にはまた次長でございますとか、あるいは課長補佐でございますとか、主幹でございますとか、副主幹でございますとか、いろんな階級がございまして、そういう部分の縦割りという部分がどうしても抜け出せないというのが一つ最大の課題かなというふうにも思うことが1点ございます。

 もう一点は、年功序列ということから能力本位の人事ということへの脱却、これも部分的にはそういうことを人事異動のたびに少しカラーを市長も出されているわけですけれども、組織全体ということになりますと、まだまだ課題があるのかなと、そのようにも思っているところでございます。

 そういうことの中から、今人事制度全般にわたりましては、国も人事院勧告なり、また地方公務員法の改正なり、いろんなことで整備がされてきているところでもございます。本市もそういった点を踏まえまして、これからも抜本的な改革は行っていかなければならないというふうに考えているところでもございます。

 先月に公表がございました人事院勧告では、公務員の給与に地域の賃金を反映させるという地域間配分の見直しということを上げております。また年功的な給与の、給料表の抑制と申しますか、そういった部分がございます。職務と職責に応じた給与構造への転換、またもう一つは勤務実績の給与への反映を柱とした改革を行うよう勧告がされました。これは、人事院勧告ができましてから50年ぶりの大きな改正であると言われております。したがって、今後、国家公務員の制度改正、また滋賀県の人事委員会の勧告の趣旨等に沿いまして、本市といたしましても人事、給与制度全般の見直しに向けまして、職員組合等とも協議を進めてまいりたいと思っております。議員もおっしゃっていただいております危機意識の希薄性、またコスト意識の欠如、競争意識の脆弱さは職員も気づいているところだというふうに思っておりますけれども、しかしながら、なかなか自分の身に降りかかることがなければ真剣にみずからの問題としてまだまだとらえられていないと、こういう実情もあるというふうに承知をいたしております。本市におきましては、今年度、まず管理職から本市の実情に合った形での人事の評価システムを試行を導入をしたいと、その成果を踏まえ、一般職への導入のためのシステムづくりを検討をしてまいりたいと、人事制度については現在そのようなことを考えておりますので、ご理解をお願い申し上げまして、回答とさせていただきます。ありがとうございました。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 健康福祉部長。
             〔健康福祉部長 藤井稔弘君 登壇〕
◎健康福祉部長(藤井稔弘君) 有村議員から次世代育成支援行動計画について3点ご質問をいただいております。順次、ご回答を申し上げたいと思います。

 まず、1点目の食育の推進についてでありますが、食の大切さについての啓発、子どもたちの健やかな育ちへの取り組みなどができるよう考えております。現在、保育所で取り組んでおります活動を申し上げますと、保護者への啓発といたしまして、そしゃくの大切さと虫歯予防についての教室の開催、給食試食会の実施、朝食についての啓発紙の発行あるいはまたホットテレビでの放映などがございます。子どもへの食育活動の結果、子どもたちは食事に関心を持ち、給食を残さず食べようとする姿や、御飯1粒でも大事にしようとする姿などが見られるようになってまいりました。最近の子どもの朝食内容では、御飯食が減少している傾向が見受けられます。このことからも成長期の子どもに必要な栄養がとりやすい、御飯を中心としたいわゆる日本型食生活を保護者にも啓発してまいりたいと考えております。

 次に、2点目の良好な遊び環境の整備に関するご質問でありますが、次世代育成支援行動計画策定に当たりまして、平成15年度に実施しましたニーズ調査では、子ども環境等に係る設問の一つとして家の近くの子どもの遊び場について、日ごろの子育てをする上でどのようなことを必要だと感じていますかとの問いかけをしております。この調査の結果の内容では、就学前児童調査で見ますと、雨の日に遊ぶ場所が欲しいが54.4%と最も高く、次いで周辺の道路を安全にが30.2%、近くに遊び場が欲しいが30.0%、遊具等を充実してほしいが29.2%となっております。

 また、この設問では身近な子育て環境の視点があり、身近で子どもの遊び場所について感じていることをお聞きをしております。親子あるいは子どもが歩いていける距離の遊び場や地域での見守りが可能な場所ととらえております。
 また、安全、安心ということにつきましては、遊具の整備、充実や遊び場へ行くまでの道路等の安全確保が必要であると考えております。

 なお、議員ご質問のスケールの大きな公園整備といったことにつきましては、子どもたちの創造性豊かな心がはぐくまれる場所として整備が望まれるところだと思いますが、現状では現在整備されております多くの公園がみんなの公園という観点で幅広く大切に活用いただければと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。

 次に、3点目の通常保育事業についてのご質問にお答えをいたします。
 ご承知のとおり、少子化が進行している中で就学前児童数が減少をしているにもかかわらず、女性の社会進出や就労形態の多様化等により、保育所入所希望者は年々増加しております。今後も駅周辺での住宅増などの要因も相まって、待機児童は増加するものと考えております。待機児童の解消に向けた取り組みにつきましては、これまで定員増や施設の大規模修繕に合わせた増築、また僻地保育所の一般保育所化、幼稚園における3歳児保育の実施等々、さまざまな対応策を講じてまいったところでございます。しかしながら、こうした対応策だけでは根本的な解決にはつながりませんので、今後、次世代育成支援行動計画に基づき、保育所の建設整備をはじめとして民営化等について具体的に検討をし、待機児童の解消に向け取り組んでまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして回答といたします。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 市民環境部長。
             〔市民環境部長 村田一幸君 登壇〕
◎市民環境部長(村田一幸君) 有村議員ご質問の第1クリーンセンターの現状と展望につきましてお答えを申し上げます。

 ご承知のように、私たちの生活の中から排出されますし尿や台所などからの生活排水の対策につきましては、下水道処理や浄化槽での処理など、各市町の置かれています状況等を踏まえた適切な処理が水環境保護のため最重要であろうかと思っております。このような中、当市にふさわしいし尿や浄化槽汚泥の処理の方法につきましても、さまざまな方法の検討を重ねてまいりましたが、過去の議会においてもご回答申し上げましたとおり、八日市衛生プラント組合への投入に向けて協議を進めてまいりました。その後、議員のご質問にもございましたとおり、平成16年2月13日には八日市衛生プラント組合管理者と近江八幡市長との間で覚書を締結いたしております。この覚書には、平成18年4月からの投入開始を目標とするとなってございますが、現在、投入に係ります費用の算定方法等につきまして、先進地など視察いたしまして、そうした状況も参考にしながら種々協議を行ってまいりました。また、処理に係りますコスト面につきましても、現施設を市単独で処理を続ける場合と八日市衛生プラント組合での処理をお願いする場合とにつきまして、長期的な視野に立ちまして総合的に検討を重ねている状況でございます。

 現在におきましては、組合からの金額のご提示をいただきました。こうしたことから最終段階の協議を進めておる現状でございますが、当市といたしましても、今後ほかの分野での広域化対応などにも関係すると思われますので、慎重に協議を進めながら、早い時期に結論を出してまいりたいと考えておりますので、議員各位のご理解、ご協力をお願い申し上げまして回答といたします。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 教育長。
             〔教育長 堀 徳治君 登壇〕
◎教育長(堀徳治君) 中学校歴史教科書の採択結果について、有村議員の質問にお答えをいたします。

 まず、1点目の採択結果と採択理由についてでございますが、中学校歴史教科書については8社の教科書会社から帝国書院を採択いたしました。その採択理由でありますが、内容的に地域性が学べること、また古代から近現代まで分量的、内容的に偏ることなく、バランスよく取り上げられている、時代の流れが生徒にとらえやすく、写真やコラムが多く、表現もわかりやすく、生徒が学びやすい、ですます調で読みやすい文章になっているなどの理由からでございます。

 2点目の選考委員でありますが、近江八幡市、東近江市、それから安土町、竜王町、蒲生町、日野町、能登川町と、この2市5町で構成いたします第3地区の市町の教育委員4名と保護者代表4名及び各教育長7名でございます。このことは、選定審議会の採択要項に明記されております。近江八幡市の保護者代表については市内3中学校のPTA会長から1名選出していただいたところでございます。

 3点目の調査員としての教師の意見はどのような形式で答申に反映されたかについては、調査員に選ばれた教諭は採択基準、それから選定資料に基づいて社会科歴史教科書をすべてにわたって調査研究を行います。調査員が調査研究を個別表にABCの観点別評価も含めまとめ、各自が持ち寄り、研究部長、地区内の校長等、4回の調査研究会を開催いたしました。会では、調査研究内容の観点と主要テーマを確認しながら、論点を絞りながら協議されました。4回の調査研究会の内容を調査研究部長が再吟味しながらまとめ、審議会に答申し、審議会で論議を行うこととなります。

 4点目の本市教育委員会が一単位行政の責任ある立場として、この採択意向をあらかじめ取りまとめて第3地区に主張すべきというご意見でございますが、県内の教科書採択に関しては6地区に分かれて採択地区の責任において採択を行うようになっております。今回の採択にありましては、本市は第3地区の一員でありましたので、第3地区の関係市町教育委員会共同の責任において、同一の教科書を使用するため協議をしてまいりました。したがいまして、あらかじめ市として意見をまとめ対応することは、この採択要項にもありませんので、今回は行っておりません。第3地区の市町においても同様の対応を行っております。しかし、教科書採択方法も全国的に今後検討されていくものと思われますので、市といたしましても状況を見きわめながら対応を考えていきたいと考えておりますので、議員のご理解をよろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。

○議長(福本匡志君) 回答漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(福本匡志君) 質問の途中でありますが、ここで休憩します。
               午後0時6分 休憩
              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
               午後1時10分 再開
○議長(福本匡志君) 再開します。
 質問はありませんか。
 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) それでは、再問させていただきます。
 人事制度の回答で、今年度にまず管理職員から本市の実情に合った形での一部評価の試行を導入して、その成果を踏まえて一般職員への導入のためのシステムづくりを検討されるとのことでございますけれども、具体的にそれはどういった評価システムになればよいとお考えでしょうか、ご希望などあればお伺いをします。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 助役。
             〔助役 岡田三正君 登壇〕
◎助役(岡田三正君) 人事のいろんな刷新のための一つといたしまして、人事評価システムの試行をしていきたいと、このように申し上げましたが、その内容はということでございます。

 今ちょっと考えております試行のシステムは、まだこれがきちっとそうするということではございませんので、ちょっとその辺あらかじめご了解をいただきたいと思います。

 まずは、評価対象者というのは部長ですとか課長ですとか係長ですとか一般職員とかございますね、それに対しまして、まずは自分が評価をすると、第1評価者という部分でまずは自分が評価するのが一つございます。これは、年度初めなら年度初めに目標を決めて、それに達したか達しなかったかとかというような部分での一定の様式に従って評価をしてもらうということをすることが一つございます。

 もう一つは、第2評価者というのをつくりまして、課長級なら課長級のうち3人なら3人がその評価者になると、この評価者につきましてはちょっと、人を評価するということの訓練が必要だそうでございまして、その訓練をすることによって客観性を伴うと、自分の主観で見るということじゃなくて客観性を伴うと、こういうことにして、それに、その平均値がそこそこ合うなというとこが評価の一つかなと、そういうようなことでの部分をつくり出していって評価をしていくということを考えているところでございます。

 一体どういうふうな、視点と申しますか、評価項目を持つのかというのは、一つは判断力とか決断力ということですね、それから企画あるいは計画力、企画力、計画力という部分、それから情報収集、またそれを活用する力という部分が3つ目です。それから、4つ目が統率力、それから5つ目が人材育成力、6つ目が折衝力あるいは調整力という部分ですね、それから7つ目は忍耐力、それから8つ目は柔軟性あるいは応用力という部分です。9番目が協働性、今男女共同参画社会あるいは本市も協働のまちづくりというふうに言うております協力の協と働くということの協働性、それから一つは、もう一つの最後は規律性と申しますか、法の遵法力とかそういう問題、上記の10項目をそれぞれ一番いいものは5点、次は3点、それから1点、0点というような点数性で評価をしていただくと、それの平均でどのぐらいの評価を持っているのかという、そういう部分を見させていただくと、そんな部分を、まだちょっといろいろ考えてる途中でございますけれども、そんな点を今考えておるところでございますので、少しまた内容は変わるかもわかりませんが、そういう点で進めていきたいなと、こういう思いを持っているということでご理解をお願いをするところでございます。
 以上です。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) 人事評価システムにつきましては、管理職なり上司が部下を評価する、またあわせて部下から見た管理職や上司のあり方というのも有効だと思うんですね。できれば、そういうところも含めてご検討いただければありがたいです。
 所属長と部下、そして先輩と後輩はいつも緊張した関係で仕事をする必要があります。後輩を指導する意味で、後輩に対してしっかりと叱責する、例えば指導する意味で怒る職員さん、先輩が最近めっきり少なくなってきたように思います。これは、市役所に限らず企業もそうだと思うんですけれども、この人事評価システムのように上司と部下の評価基準の仕組みを構築して、例えば給料や昇進に実績を反映させる制度が公務員には今までなかったとお聞きしております。そうだとすれば、一体公務員はどのようにして今まで職場で評価をされ、そしてやる気を養ってこられたのかなといったところが疑問なんですけれども、そのことについてちょっとお伺いをさせていただきます。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 助役。
             〔助役 岡田三正君 登壇〕
◎助役(岡田三正君) 今までの評価でございますけれども、一つにはやっぱり経験という部分でございますね、何年たって、例えば係長に昇進をするあるいは課長補佐に昇進をする、それから課長、部長という部分の、大きな一つには経験、悪くいえば年功序列という部分があったと思います。あとは、その人事担当が見る評価、あるいはまた我々三役等が評価をする部分、そういうものあわせまして決めてきたというのが現在までの方法だったなと、ちょっと突然言われましたんで私も思い浮かばない点があろうかと思いますけれども、そういうことが今までの経過であったというふうに思います。
 以上、回答とさせていただきます。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) 今年度、あらゆる方面から検討して、この人事評価システムの構築をされるということでございますので、やる気を職員さんが持てる、そういった評価システムの構築をよろしくお願い申し上げます。

 奉仕者として公務員は高い倫理観を保持していかなければならないわけで、大切なスタンスは物事をできることから始めることで、決してできないことやしない理由から探さないことが大切だと思います。そして、明るく、楽しく、自信を持って仕事ができるとよいわけで、例えば電話などで問い合わせがよくあります。相談が来たときに、話の最後でまた何かご質問などありましたらお気軽にご連絡くださいね、私は何々と申しますと相手に言える度量を持ち合わせたいものでございます。一つご提案なんですけれども、本市のISO取得の考え方である行政のお客様は市民であるとするならば、市役所の隅々まで活力のあふれる組織風土、そしてやりがいのある職場づくりを目指す意味でも、庁舎に赴かれたお客様にはこちらからこんにちはなどのあいさつ運動をするのはいかがでしょうか。さらに職員同士も気軽に声をかけ合うことで、市役所はぐんと明るくなると思いますので、これ採用の方向でご検討していただけそうでしょうか、お伺いします。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 助役。
             〔助役 岡田三正君 登壇〕
◎助役(岡田三正君) 今ご提起をいただきましたあいさつでございますとか、礼儀の問題でございますとか、そういうものは職員にも常々接客、接遇研修という部分で身につけていただくようにしているんですけれども、まだまだ民間会社等に比べますと、そういうものには不足してる部分があろうかというふうに思います。そういったことにも今後とも力を入れてまいりたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) ところで、市の職員さんの名札についてなんですけれども、正規職員さん、臨時職員さん、嘱託員さんの区別はしていないそうです。職員同士でも、いま一つ、この方は任用的職員さんか、それとも嘱託職員さんか、それとも正規職員さんなのかわからないわけでございます。例えば、首から下げるひもで色を変えるとか、名札のカラーを変えてみるとか、できればこれ改善した方がいいんじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 政策監。
             〔政策監 嶌本敏雄君 登壇〕
◎政策監(嶌本敏雄君) この名札がまず採用されてまだ足かけ10年少々だというふうに思います。それまでは氏名のうち氏だけを、いわゆる名字だけを書いた小さなものを胸にはめておりました。このタイプの、大きくなってまだ10年そこそこだというふうに思いますが、今おっしゃっていただいたように胸からかけてる場合と、それから首からかけてる場合と胸にとめてる場合とあります。この両方があるんですが、基本的にはやっぱり胸につけていただくのが一番いいんだろうというふうに思ってますということが1点。

 それからもう一点は、臨時職員さんとか嘱託であるとかという方々の区分けをしてはどうかというご提案だと思うんですが、基本的にはISOというものを採用している中では、全、臨時職員であれ嘱託職員であれ、近江八幡市で公務をつかさどる者としては一定の名札を使っていっていいんではなかろうか、こんなふうに思います。ISOというのは、臨時職員さんだからこのことはわからない、あるいは嘱託だからこの程度までわかる、正規職員だからこの程度は絶対わからねばいかん、こういうレベルのものではなしに、ISOというのが求めるのは最低限この範囲はこの中で公務をつかさどる者はすべて同じラインまではちゃんと持ちなさいと、これが原則でございますので、名札に色分けをするということでなくても対応していけるようになりたい、こんな思いでございますので、よろしくお願いします。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) ただいま政策監から名札のことのご回答をいただきました。どうしてこういうご質問をしたかというと、病院なんですけれども、やっぱり正規の職員さんとキャストっていいますか、嘱託員さんや臨時の方の区別がわからないもんで、正規の職員さんだと思って質問してみたら、ちょっと私わかりませんというような、正規の職員さん呼んできますからお待ちくださいねとか、そういうことがあったようです。それと、あとは夜間の救急診療のときに女の医師が、女の方、女性の方が出てこられて、名札がついてるんですけれども、その方もいわゆる正規の医師なのか、それとも臨時的に来ていただいてる方なのか、そしてまた何専門の医師なのか、例えば小児科ですよですとか、それから、いや違う、内科系ですよとか外科系ですよとか、そういったものがお客さんに対してわからないといったところがあるので、できたら、そういうことも含めてまた一度、ISOの観点は大事ですけれども、それとは別に一度考えていただければなと、ご要望にかえさせていただきます。

 市民満足度調査のことなんですけれども、このISOの観点から直接的な全市の意見集約というのは難しいと思うんです。だから、年代別ですとか男女別、それから住む地域によっても意見はさまざまで、ピンポイントで集約するのは、これは難しいなというふうに私自身思っております。ちょっと、後ほどこれについては質問させていただきます。

 次に、食を通してはぐくまれるものは非常に多いと思います。例えば、食する喜びや感謝の気持ちを見出すこと、いただきます、残さず食べること、ごちそうさまのしつけ教育もあります。農政課と教育委員会がタッグを組んで食育の観点で地産地消の取り組みとして地元の農産物を学校給食に提供する自治体があります。先日、本市の農業委員会のメンバーの皆様が地元産の旬の食材を給食に取り入れ、食の安全性確保と農業普及を図る趣旨で島小学校の子どもたちの給食に、この取り組みを行われたところでございます。行政に届いている農業委員会や子どもたちの評判をいかに効率よく学校給食に反映するべきと考えるかお伺いします。

○議長(福本匡志君) 産業経済部長。
             〔産業経済部長 大森喜三君 登壇〕
◎産業経済部長(大森喜三君) 有村議員の、先般島小学校の学校給食で取り組まれました農業委員会におけます食育並びに地産地消の取り組みに係りましてのご質問にお答えを申し上げます。

 ご質問にございましたように、去る7月8日でございますが、学校給食におけます八幡の日という、この日に合わせまして、農業委員会の皆さん方が教育委員会の協力をいただきまして、島小学校におきまして地産地消あるいはまた食育の一環としての活動といたしまして、子どもたちに旬の味を味わっていただくということで開催をされております。当日、お聞きをいたしますと、子どもたちの反響といたしましては大変給食がおいしいということで、食欲旺盛で大変喜んでいただき好評であったというふうにお聞きをいたしております。特に昨今の農産物を取り巻く環境を見てまいりますと、外国からの輸入品でありますとかあるいはまた促成栽培といったようなことで、季節感が失われているというような実態があるわけでございます。しかし、地元でとれます路地物の野菜あるいはまた農産物といったものにつきましては、旬の味があるわけでございまして、このようなことからも今回農業委員会の方でお取り組みをいただきました活動を契機といたしまして、今後、庁内の関係部署あるいはまた関係機関とも連携を取りながら、特にまずは学校給食での普及に向けまして、安全、安心な地元産の農産物、特に私どもは水郷ブランドということで水郷野菜の地産地消に努めていきたいというふうに考えているところでございます。

 なおまた、食育につきましては、活動の積極的な推進についてということで、農業委員会の方におかれましては3カ年の基本計画の一つに定めていただいております。こういったことからも、食料自給率の向上のためにも、それぞれの家庭におけます食生活のあり方について理解を深めていただきますと同時に、栄養のバランスのとれた食生活の大切さにつきまして、関係機関とも連携を密にいたしまして啓発推進に努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) さて、今部長に答えていただきました学校給食の話ですけれども、教育委員会の方にちょっとご質問させていただきます。

 本市の3中学校では、以前から昼食には弁当持参で学校給食は実施されておりません。実施しない理由として、ここ二、三年のご答弁では、親の思いや愛情の詰まった弁当で親子の心を通わせ、感謝の気持ちなど豊かな心の育成につなげていきたいとして、家庭教育の大切さを一個の弁当から感じ取れる教育推進をしたいからとご答弁されています。素朴な質問なんですけれども、小学校は給食です、どうして中学校はお弁当なのか、中学校給食を実施しないこの理由を正当とするならば、小学校で今給食を行っているこの妥当性をどのように見出すのか、今までのご答弁の内容で少し矛盾してしまうこのご回答について、ご説明をいただければと思います。

○議長(福本匡志君) 教育部長。
             〔教育部長 向井美津男君 登壇〕
◎教育部長(向井美津男君) お答えをいたします。
 現在、小学校の給食につきましては議員さんご質問のとおり、学校給食をしておりますし、中学校の方では現在弁当を持参をいただいております。学校給食の観点からしますと、今も出ておりましたように、食育っていう観点からは幼少時から取り組む大きな必要性もあろうかと思います。そういう意味では、小学校の時点における学校給食時における食育っていうのも大きな要素の一つだというふうに受けとめさせていただきます。

 なおまた、中学校の給食の観点からは、現在は先ほどお尋ねの内容のとおり、現在教育委員会では考えておりますが、将来的には状況の判断をしながら対応をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) 先ほど市民満足度調査で当面する主要な課題に対する意向、行政に対する期待、要望など、時代とともに変化する市民意識を的確に把握して、施策を推進する上で参考資料とする市民評価システムについて質問いたしました。年代や男女、市内の住む地域によっても意見はさまざまです。ですが、この中学校給食の是非については、中学生を持つ保護者の意見と希望を限定して聞けるはずだと思います。例えば、この次世代育成支援行動計画、この子どもの幸福物語、これはその小さいお子さんを持つ保護者の意見が聞きたいから、少しでもその意見を反映させたいからアンケートをとられたわけでございます。私も親として答えさせていただきました。この成果がこの本になってるわけです。ですから、昨年の3月議会にも申し上げましたが市民ニーズを把握する、中学校給食の是非を調査してみるという意味でアンケートをとってみるというのは、これは非常に有意義かなというふうに思います。もちろんアンケートとって、中学校給食を頼むという意見が多かったとしたら行政は取り組まなければならないわけですけれども、いろんな問題があると思います、財政的な問題にしても。でも、それは中学生の親にまたフィードバックすることによって理解をしてもらう、この10年間で何とかしたいと思う、滋賀県も半分以上が今給食になっている状況の中で、近江八幡市も考えていかざるを得ない、ひとつ保護者の皆さん協力してほしいということが返せるわけですね。ですから、一度この中学校給食のアンケートについてご検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。

 次ですけれども、子育て支援メニューのうち良好な遊び場の公園整備は、市長が進めておられる在宅勤務、テレワークの推進とともに、健康面での向上に最も配慮をしていかなければならないものの一つだと思います。ですから、例えば今度の日曜日、家族そろってみんなで近くの地元の公園に行こうねというような、そういう親と子の会話が今実際なされているかといえばそうではなくて、例えば固有名詞出しますけれども、ブルーメの丘ですとか希望が丘ですとかひばり公園、そういったところに今度の日曜日、家族みんなで行こうかというのが現状です。ですから、できれば公園整備は必要だということで部長もお答えいただいてますので、充実という意味で、遊具の充実、それからスペースの確保、そういうものをこれから実現化していただきたいなということでご要望にかえさせていただきます。

 この次世代育成支援行動計画は、出産と育児と教育など、子どもを育てやすい環境づくりのために部署ごとでなく全庁的に横の連携が必要になる施策ですし、子育て支援メニューは厚生労働省の交付金だけでなくて、文部科学省や農水省など、非常に幅広い補助対象メニューの合わせ技も可能だと思います。ですから、少子化対策は言葉では簡単に解決できない、大きな社会の流れだと思います。どうか、引き続き一つずつ解決していただきますようによろしくお願いを申し上げます。

 次に、第1クリーンセンターの現状と展望についてお答えをいただきました。稼働して約27年が過ぎて、本当に施設がもう古くなって、作業環境は非常に悪いです。排水対策、それから臭気対策、例えば排気対策などについても琵琶湖のすぐ横ということで、環境負荷への低減という意味では、これからますますその施設自体がこれからどういうふうになっていくのかなというのが心配でございます。もし仮に、今受け入れてるし尿の八日市衛生プラントへの投入がもろもろの事情で大変厳しい状況になった場合、第1クリーンセンターの運営は民間委託も視野に入れてお考えなんでしょうか、お伺いします。

○議長(福本匡志君) 回答を求めます。
 市民環境部長。
             〔市民環境部長 村田一幸君 登壇〕
◎市民環境部長(村田一幸君) 有村議員さんご再問の第1クリーンセンターの現状と展望についてのご再問にお答えを申し上げたいと思います。

 ご承知のように現状、老朽化が進んでおりますが、現在私ども鋭意環境に配慮した修繕等行いながら、現状では運転しておりますことをまずご理解をお願い申し上げます。

 お尋ねのように八日市衛生プラント組合と投入に向けた協議を重ねておりますが、これがもし進展しなくなった場合、当然、現在の施設を使用せざるを得ませんが、この場合、かなり大きな改修を行わなければならないと考えております。こうした場合、修繕の段階から市が直接行うのか、また民間活力を導入して修繕し運転していただくのかという、いろんな方法があろうかと思われますので、今後、指定管理者制度の導入や、またおっしゃったような処理業務の民間への全面委託など、より有効で適切な運営方法を考えてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたしまして回答といたします。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) それでは、次に教科書採択について再問いたします。
 大津市の目片市長は、8月2日の会見で扶桑社版教科書について、より細かく客観的に見ても当然であろうという表現がされていて、郷土や国の歴史もきちっとした視点でとらえられていることに評価をしていると発言をされました。大津市役所によりますと、この市長の発言に対して抗議や賛成のメールやファクス、投書が約1,100件もあったとのことでございます。この行為自体がまさに異常なことでございますけれども、本市にも外部から教科書採択について依頼があったと聞いております。それはどこからで、どういった記述内容で、どのように対処されたのかお伺いします。

○議長(福本匡志君) 教育長。
             〔教育長 堀 徳治君 登壇〕
◎教育長(堀徳治君) 韓国などから教科書採択に関して問い合わせ等があったかと質問でございますが、お答えをいたします。

 韓国の中学校長2名、教諭3名、生徒7名から採択前の6月の末に日韓友好を発展的に継続するための教科書採択をお願いしたいと、こういう旨の要望書が12通、教育長あてに届きました。

 また、在日大韓民国青年会中央本部会長ですね、チョウ・スユンさんからと、それから弁護士1,600名の構成する自由法曹団から要望書が届きました。内容は、先ほどと同様の内容でございます。
 なお、市内におきましては行き届いた教育を進める近江八幡の会と、それから全教近江八幡市教職員組合から要求署名が出ております。いずれも同じ内容でございます。

 県立中学校の採択に関して発表があった次の日に、本市姉妹都市のミリヤン市から近江八幡市における歴史教科書の採択はどのようになったか問い合わせがございました。その時点では、第3地区の公開がまだだったので、公開後に連絡させてもらいますとお答えさせていただき、後日、帝国書院に決定しましたと連絡を入れさせてもらいました。

 今後の流れについてでございますが、先ほどの回答でもお答えいたしましたように、今後教科書採択に関しては検討されていくものと思います。それに伴いまして、市といたしましても状況を見きわめて、より市民の皆さんの信託にこたえられるように、より適正、公正な教科書採択に向けまして、審議会に提言をしてまいりたいと、このように思っております。どうかご理解のほど、またご支援のほどよろしくお願いを申し上げます。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) 教育長には、たびたび3月、6月、また今回の定例会と歴史教科書についてご回答を賜り、本当にありがとうございます。愛媛県の加戸知事は、今回の採択について教育委員会が果たすべき機能、それとみずからに与えられた仕事というものを大切にしてほしいという考えを示しました。また、採択委員会や協議会が現場の教師の声を反映させて教育委員会に答申することについても、順位をつけて教育委員会に上がってくるんであれば教育委員会は要らないと、工事で言えば丸投げと同じというふうに批判をしております。本市が参加する第3地区も、やはりABC評価で上申されたとのことです。今回採択された帝国書院の評価はオールAで、ほかの7つの教科書はオールAではないわけです。ある意味順位づけがされて答申されてる。また、加戸知事は教科書採択制度法制の矛盾さや欠陥も指摘されて、単位教育委員会の意向が採択に採択されない共同採択制度の矛盾、例えば第3地区もそうだと思います。この矛盾は、茨城県大洗町や岡山県総社市、その他のケースで余りにも明瞭になったとのことです。文部科学省は、市単独でも教科書の独自採択は可能であると見解を示しています。ただ、第3地区のやり方は県の意向でもありますし、県がこういうふうにしなさいというふうに言われたからやってたわけですし、その正当性は認めます。ただ、滋賀県のやり方が正しいのかどうか、全国的に見てもそうじゃないケースも多々ございます。ですから、本市の選考委員である保護者の代表の選任についても若干課題を残したとお伺いをしております。今回の教科書採択を通して、教育長が感じられた課題ですね、また4年後に向けて歴史教科書を含むほかの教科書も採択がまたなされるわけですけれども、ご提言なり、こういうことがちょっと課題じゃないかとか、そういうのがお感じになられたとのことですが、お示しいただけますでしょうか。

○議長(福本匡志君) 教育長。
             〔教育長 堀 徳治君 登壇〕
◎教育長(堀徳治君) お答えをいたします。

 今回、第3地区における最終の審議会におきましては、皆さんこれまで以上に慎重にやって、一応成功したという最後の会長のあいさつもあったわけでございますが、しかしいろいろ済んだ後考えてみますと、まだまだ改革していかなければならない課題、そういうものございますので、その中で今有村議員がおっしゃったようなご指摘も十分含めて、今後とも検討して、審議会の方にこれから整理をして、また答申をしてまいりたいと、このように思いますので、ご理解のほどひとつよろしくお願いいたします。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) 教科書関連ということで、最後に1つご確認をさせていただきたいことがあります。日本の近代歴史を学ぶ上で北方四島の帰属と竹島、それと尖閣諸島については日本政府が主張する基本的な基礎知識をきちんと授業で、社会科の授業で生徒に教えてくださるとお約束いただけますでしょうか、お伺いします。

○議長(福本匡志君) 教育長。
             〔教育長 堀 徳治君 登壇〕
◎教育長(堀徳治君) 北方領土等についてどのように思っているかというご質問、それから今後その社会科の中で指導を十分するかというご質問でございます。

 社会科の学習指導要領の中に、その中にも日本の位置と領域と、そこのところで我が国の国土の位置及び領域の特色と、それから変化を広い視野から考察し、日本の現状と領域の面から体感させると、このようにありまして、内容の取り扱いのところに北方領土をはじめ、我が国の固有の領土であることなど、我が国の領域をめぐる問題にも着目させると、このように明記されております。そのようなことで、いわゆる歯舞、色丹、それから国後、択捉といった北方領土をはじめ、尖閣諸島、それから竹島を含めて、この領土について、その位置と範囲を確認させるとともに我が国は正当に主張している立場なども扱っていくべきであると、このように考えております。

 中学校では、参考までに申し上げますと、中学校では私たちと北方領土というテーマで作文を書かせて、例年応募しています。昨年度の第18回「私たちと北方領土」作文コンクールにおきましては、八幡東中学校の当時3年生であります中濱健君が最優秀滋賀県知事賞を受賞しております。ちょっと参考までに申し上げまして、ご回答とさせていただきました。どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(福本匡志君) 有村國俊君。

◆6番(有村國俊君) お隣の中国と韓国の子どもたちは、自分の国に誇りを持っています。そして、自分の国の歴史と文化についてきちんと自信を持って主張ができるそうです。せめて近江八幡市の子どもたちも、また同じように日本の歴史と文化に夢と希望と誇りを養い、ちゃんと他国の人とともに理解、そして主張ができるように、社会科の授業の中で歴史教育の環境を整えていただくことを最後にお願いを申し上げ、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

○議長(福本匡志君) 以上で6番有村國俊君の個人質問を終わります。