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議会報告

平成20年6月議会質問

議事録


◆9番(有村國俊君) 高志会の有村でございます。
 議会質問は本当に久しぶりでございまして、きょうテレビを見てくださってる方からも有村頑張れよとエールを送っていただきました。本当に議場で発言ができるという立場をいただいて、心して質問を進めさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 まず、自治体の経営の件でお伺いいたします。
 今、近江八幡市が立たされている未曾有の環境に対応して、経営革新の一層の推進と活力ある安心な地域社会の実現を目指して全力を傾注することが最優先であります。しかし、難題が勃発し、財政逼迫化を抱え、さらに犯罪行為、自然災害など、危機管理課題は累積しております。こうした課題に対して、厳しい財政や足踏みを続ける中にあっても、改革は推進していかなければならず、しかもその進捗状況に対する市民の視線はますます厳しさを増しております。これらの課題解決のために、活性化は必須で、その道程は厳しさを予想させますが、2点お伺いをいただきたいと存じます。
 1点目に、近江八幡市の自治体経営とは、課題とは何か。2点目、まことの豊かさを実感できる市民生活達成に向けて、各セクションの役目、講じる手段とは何であるかお答えください。
 次に、行政評価の件で、それは言うまでもなく、厳しい財政事情のもとで進めている行財政改革の中で事務事業の見直しが避けて通れない喫緊の課題であるんだろうと考えております。
 1点目に、これまで行政評価はいつ、だれが、何を、どのように、何件ぐらい評価して、その効果はいかがであったか。2点目、行政評価を基軸にした経営戦略、これの策定はどのように対応していくのかお伺いいたします。
 次に、人材育成の件であります。
 唯々諾々と従っている組織はいずれ崩壊いたします。自由闊達な議論を担保した上で、個人が活性化することによって組織が活性化され、生産性が向上し、財政が健全化され、最終目的である市民生活の質的向上並びに満足度を向上させることが優良な近江八幡自治体となり得るのであろうと確信をするものでございます。
 8月8日から開幕するオリンピック。出場する選手には必ずと言っていいほど拮抗した実力を持ったライバルがあらわれております。そんなライバルがいるからこそ、負けたくないと思って努力するのであって、したがって自分の実力も向上いたします。しばしば行政はライバルがあらわれないサービス産業であるとも言われてまいりました。この産業には競争原理が働きにくいわけで、なぜなら行政システムを乗っ取る、脅かすような競争相手は出てこないからなんでしょう。しかし、競争原理が働かないからといって、サービスの質を向上させる要素が全くないわけではない。むしろ、職員には市民の役に立ちたい、自分の町をもっとよくしたいという大きな使命感があると思うからです。
 1点目に、人材育成の基本方針を伺います。2点目、これからの人事評価、どうあるべきかお伺いいたします。
 次に、市民満足度の件で、予算編成並びに事務事業の基礎資料として活用できるわけです。この市民満足度は、ニーズを察知できるということから、ある意味有効な手段であると聞いております。
 1点目、市民満足度の視点をどうとらえるか。2点目、市民満足度の向上手段はいかに、お伺いいたします。
 次に、観光施策の件で、観光スポットが浸透してにぎわいが続いております。
 1点目、観光客を迎える我々市民は、本市の観光施策にどのような期待をかけているとお考えでしょうか。2点目、観光地を抱える自治体はこれからどういった施策を打ち立てていくべきか。3点目、観光で需要が伸びる観光駐車場の拡充、取り組みについてお伺いいたします。4点目、観光名所となっている八幡堀の整備について、何年も前から高木議員、私も議会で取り上げてまいりました。幸円橋からの手つかずの護岸や矢板の転倒、とうとい子どもたちの水死事故も過去に起こっております。今日まで本気で改修をする気があったのか、その意思が甚だ疑問でございます。幸円橋から琵琶湖までの下流八幡堀の整備は、どういった働きかけをしているのかお伺いをいたします。
 最後に、平成15年に私が質問いたしました議会において議員が提言した諸政策の検証の件で、当局が検討しますと答えてくれた案件は、その後どのように検討され、扱いはどうなったのか、そして議会、それと市民にどのような形で反映されているのかお伺いいたします。
 初問は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 市長冨士谷英正君。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 有村議員の質問の中で、自治体経営に関するご質問とあわせまして、まことの豊かさを実感できることは、この2点についてお答えを申し上げたいと存じます。
 まず、自治体経営に関するご質問でございますが、まず近江八幡市の自治体経営とは何か、課題は何かというご質問でございまして、これまでの自治体運営は公共施設や生活道路など、都市社会基盤の整備や教育、福祉等の社会サービスの充実を目標としてまいりました。このことが行政の役割であることは今後も変わりはありませんが、今日までは人口の増加や経済の拡大、成長を前提としまして、地方財政も比較的豊かであったため、経営という観点は大変薄かったと考えられます。
 そもそも経営とは、経営体の存続を基礎とし、人、物、財、情報、時間などを最適な組み合わせで管理し、合理的かつ効率的に目的の実現を目指すことであります。その意味では、自治体も一つの経営体ということは言えますが、今日までは地方自治体は決して破綻するものではなく、未来永劫安定して存続し続けるものというのが大方の認識であったと思っております。しかし、ますます厳しさを増す財政状況の中で、また少子・高齢化の進行によりまして、このままでは人口減少とともに活力の喪失を迎えることとなります。自治体が基盤整備とサービスの提供を投資としてとらえ、その効果を適切に判断しながら税金という貴重な財源を有効に活用するだけでなく、市民と行政がまず知恵を絞り、企業誘致の推進や市が持つ資産を活用した新たな財源確保などを積極的に図ることはまさに自治体の経営に当たります。そして、その根幹となりますのは、良質な公共サービスが提供できる自治体の健全な存続にほかなりません。したがいまして、近江八幡市を未来に向けて安全・安心に住むことができ、魅力あふれる町にしていくためには、基盤整備やサービスの充実を図りつつも、安定的に町を維持、発展させる都市経営としてのまちづくりを進めることが本市の自治体経営と考えているところでございます。
 また、自治体運営は、創意工夫は必要でございますが、余り決断力は要しないと言われます。一方、経営は本当に妥当かというちゅうちょの中で大きな決断力が伴いませんと効率的な活用は難しくなります。非効率な経費を削減するのは当然のことながら、この経営という積極的な発想や視点を持つと、違った意味での活力が生まれます。地域の魅力とは、独自性の魅力にほかなりませんので、近江八幡市にはぐくまれた各資源の持ち味を最大限に生かしつつ、市、行政のあらゆる分野において、企業感覚、経営感覚を働かせながらの市政運営を行い、市民の皆さんの税金がどれだけ有効に使われているか、絶えず費用対効果を念頭に置きながら、積極的に市政を推し進めてまいりたいと考えているところであります。
 次に、まことの豊かさを実感できる市民生活達成に向けて、各セクションの役目、講じる手段とは何かというご質問にお答えをいたしたいと存じます。
 すべての市民の皆さんが豊かさを実感いただけるよう、市民生活の向上を目指すことは行政の責務でもあり目標でもあります。そのためには、大変平凡な言い方でございますけれども、まず市民の皆さん方から行政に対して全幅の信頼を得ることだと思います。そのために、我々行政に携わる者は、市民に信頼を得るということはうそをつかないことだと思ってもおります。したがって、表面を取り持つだけじゃなくして、心から、中身からまことを持って接する、このことも大事だと思っております。また、あれもこれもの時代から、あれかこれかの選択を迫られる行政運営において、限られた財源であっても市民の皆さんに納得していただけるそのような使い道を考えねばなりません。新たな発想による自主財源の確保策や、前例にとらわれない改革に引き続き取り組むとともに、効率的、効果的な予算執行のため、本年度は特に課題ごとの専門職員で構成をします庁内プロジェクトチームを編成し、縦割り、横割りを超えた横断的な調整を集中して行うことにより、よりスムーズに、そして的確かつ効率的に事務執行がなされるよう体制の整備を図っているところであります。各所属においては、当然のことながら、持ち場に応じた最大限の市民サービスに努めるとともに、職員個々のさらなる政策形成能力の向上とモチベーションアップを図ることで、付加価値の高い業務運営に努め、市や市民全体が活力につながるにぎわいのあるまちづくりを進めてまいります。
○議長(川村裕治君) 協働政策部長北川誠次君。
             〔協働政策部長 北川誠次君 登壇〕
◎協働政策部長(北川誠次君) 有村議員の評価システムについてのうち、市民満足度評価についてお答えを申し上げます。
 まちづくりや福祉、教育などの行政サービスにおける市民の満足度評価をどのような視点で把握し、どのようにして向上をさせていくのかというお尋ねでございますが、本市では各種の基本計画等を策定する際には、アンケート調査あるいはパブリックコメントなどの実施や、市民も参画した委員会等の設置により、市民の意識なり意向把握に努めております。しかしながら、ご承知のとおり、市民のニーズというものは多種多様であり際限のないものであることから、すべての市民の満足度を充足させることは至難であります。一方で、今日まで行政と住民の役割分担という協働のまちづくりの視点を持たなかったために、市民の行政依存体質を助長したり、業務を肥大化させてきた部分も多くあると考えております。こうしたことから、第5次行政改革大綱でも示しておりますとおり、財政が苦しいから本来なら行政が行うべきことを市民にお願いするとか、業務の縮小の結果、できなくなったことを市民に任せるといった安易な考えではなく、新しい時代に必要な行政の責任、住民の責任という地方分権時代の中での新たな役割分担というものを市民とともに構築をしなければならないと考えております。
 平成20年3月30日に施行いたしました協働のまちづくり基本条例は、まさに住民本位の住民が満足できる自治を進めようとするものです。そのような観点から、地方分権時代の行政施策については、新たな視点として住民の皆様の参画度合いというものが施策の満足度評価の一つではないかと考えております。
 次に、満足度の向上手段でございますが、やはり市職員の果たす役割も大きく、地域の一員として施策の実施に向けてともに汗を流すという協働の取り組みが地域住民の参画意欲にもつながるものであり、ひいては住民の満足度を高めるものと考えております。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 行政管理部長石橋利一君。
             〔行政管理部長 石橋利一君 登壇〕
◎行政管理部長(石橋利一君) 有村議員の質問の行政評価についてご回答申し上げます。
 行政評価につきましては、平成16年度の事務事業の見直しから始まりまして、現在の経営改善、業務点検評価を行っているわけですが、行政経営に係る改革においては、第5次行政改革実施計画の当初の目標設定に基づきまして毎年見直しを行いながら効率的、効果的な行政経営と財政健全化への取り組みを実現しておるところでございます。
 評価対象業務につきましては、特別会計を含む各事業を約1,300業務に分類いたしまして、業務点検評価と名づけた進行管理を行いました。事業実施担当課の自己評価に始まり、次長級である都市経営リーダーと経営改善グループの内部評価、また市民公募委員等を含む行政改革推進委員会の進行管理の外部説明という手順を経ておりまして進めているところでございます。
 実施しております業務点検評価は、業務の本質を探る中で、まず将来の財政シミュレーションとなる経営改善基本計画の進行管理への活用、2つ目には、予算編成の判断材料、3つ目には、第5次行政改革実施計画の数値目標、4つ目には、効率的、効果的な行政経営をする上での課題抽出に活用しており、行政経営に向けた職員の経営感覚、意識改革の醸成の向けてシステム構築に結びつけているところでございます。
 今後でございますが、今年度から第三者評価システムの導入をいたしますが、これを契機といたしまして、より市民の皆様に説明責任を果たせる業務点検評価とするため、さらに評価の精度を高めまして、公平性、透明性、効率性を高め効率的な業務の実施を推進することにより行政のスリム化を図っていくことが可能になると考えているところでございます。
 さらに、業務の点検評価を基礎指標として、平成22年度の第6次行政改革実施計画の策定を行い、1つには、成果重視による行政経営、2つには、行政サービスの選択、重点化による限りある行政資源の有効配分、3つ目には、市民の皆様への説明責任の充実、4つ目には、職員の意識改革、経営感覚の構築を進めてまいりまして、今市長が申し上げましたとおり、経営感覚を働かせながら税の有効利用について絶えず費用対効果を念頭に置きながらメリハリある行政運営に取り組まなければならないと考えておるところでございます。
 次に、評価システムの人材育成評価でございますが、行政評価とともに、人材育成というのは表裏一体の面がございまして、大変重要なものと考えております。まず、人材育成の基本的な考え方については、地方分権の推進や複雑、多様化する行政需要など、地方自治体の取り巻く環境が大きく変化する中で、住民福祉の向上に貢献できる職員を育てること。組織として、職員の能力の開発に努めるとともに、自分の役割や責任を自覚し、主体的に職務に取り組む職員を育てることであるというように考えております。このことから、平成12年度に策定しまして現在見直しを行っておりますが、人材育成基本方針というものがございますが、これに基づきまして職員の育成に努めているところでございます。
 次に、これまでの人事評価とこれからの人事評価はどうあるべきかについてでございますが、公務員の今日までの人事評価は、多数の者が長期にわたって行う観察の積み重ねに基づく評価で、一定の信頼性を獲得はしてきましたけれども、主観的なものや人物評価的なものに陥りやすいという欠点もございました。これからの人事評価につきましては、職員の能力や実績等を一定の指標に基づき客観的に評価すべきものと考えており、そのためには公平性、納得性、透明性のあるものにすべきものと考えております。また、その結果を能力開発や適材適所への配置などに活用いたしまして、職員一人一人が能力を伸ばし、持てる力や特性を最大限に発揮することにより、より住民の期待にこたえるサービスの提供へと結びついていくものと考えております。
 続きまして、議会で提言された諸政策の検証についてでございます。
 議会の質問に対する答弁の中で検討することを約束させていただいた案件につきましては、過去にはその後の経過につきまして各定例会終了後、回答以降の取り組み状況、進捗状況を一括して調査を行った時期はございましたが、現在は各担当部単位でいつ完結が可能かという目標を設定した上で実現に向けて検証なり進捗状況の管理を行っていただいております。また、課題等がある場合につきましては、当然部長会に諮り検討を行っているというところでございます。もちろんその中で実現が可能なものは、随時政策会議に諮るなどしまして、予算時に予算等に取り組みを反映させるとともに、施策としての進行管理を行っております。よろしくご理解をお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 都市産業部理事松木喜代司君。
             〔都市産業部理事 松木喜代司君 登壇〕
◎都市産業部理事(松木喜代司君) それでは、有村議員の観光施策についてのご質問にお答えをいたします。
 まず、市民は本市の観光施策にどのような期待をかけているのかとのご質問ですが、昨年は延べ人数でありますが、年間約300万人もの観光客が当市を訪れていただきました。観光客がふえている現状を多くの市民が歓迎していただいていますが、いわゆる観光の箱物施設をつくるような観光客誘致策は望まれていないのではないかと感じております。歴史的、文化的資産や、自然あふれるこの町に多くの市民が愛着を持っておられ、この資産をさらに磨きをかけて後世に残していくことが大切であります。当市の観光は、観光客のための観光ではなく、市民のためのいいまちづくりを推進していくことが求められていると考えております。
 次に、有名な観光スポットを抱える本市の概念ですが、近江八幡市の観光は八幡堀の保存、再生運動を初め、市民を中心としたまちづくりの結果として生まれたものであり、暮らしの中の暮らしの文化に見ることと定義づけています。単に営利を目的とした観光客誘致策は行わず、町の重要な資源である歴史や文化、豊かな自然等に市民が誇りと愛着を持って守り育てながら景観や環境に配慮を怠らない生活の息吹が感じられるまちづくりと、近江商人の心意気とも言うべきおもてなしの心を持って観光の振興を図ることが大切であると考えます。
 次に、観光駐車場の拡充についてでございますが、現在、ゴールデンウイーク等観光のピーク時には近江八幡観光物産協会と連携して、民間事業者等のご協力をいただきながら臨時観光駐車場を設置して対応しておりますので、皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 最後に、幸円橋から琵琶湖までの下流八幡堀の整備についてでありますが、一級河川でもありますので県に確認させていただきましたところ、改修をしなければならなくなっている状況であることを認識されております。しかし、改修工事には相当の費用が必要となることから、現在滋賀県河港課と国土交通省並びに近畿整備局と協議をされ、改修に向けての模索をされてるという状況でありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上、ご回答とさせていただきます。
○議長(川村裕治君) 回答漏れはありませんか。
 質問の途中ですが、休憩いたします。
               午後0時3分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時0分 再開
○議長(川村裕治君) 再開します。
 質問はありませんか。
 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) それでは、再問をいたします。
 まず、自治体経営の件で、自治体は行政管理から経営する自治体と言われて、その言葉は昔からあるわけです。そんな中で、しかし地方の分権改革進展のかぎとなる、これはもう確かであろうというふうにも思っております。
 そこで、自治体は何をもってすぐれた自治体と言えるのか、そしてこれから財政面の充実と施策の充実というこの2つのバランスは相反するものとなっていくんだろうか、その辺のことについてお答えを賜りたいと思います。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 協働政策部長北川誠次君。
◎協働政策部長(北川誠次君) 再問にお答えいたします。
 施策の充実と財政の充実というのは、議員ご指摘のとおり相反するものでございます。したがいまして、より選択というのか、そういったことが大事ではないのかなと思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) そうですね。財政面の充実と施策の充実の関係はバランスよく成り立っていて、それで経営がすぐれていくと。だけど、これからの自治体はオールマイティーな、そういう自治体はどこでも今の財政状況では無理だろうなというふうにも思っております。その上で、これからの自治体経営は、迅速な対応、スピード、これが求められていると思います。先ほどのご答弁の中にプラスアルファスピードという観点から申し上げると、総合発展計画がこれから予定されていますね。そこに、例えば基本計画、ありますね。それで、最後実施計画になるわけですけれども、基本計画、基本構想、それから実施計画、この3点セットがこれからはできたら上位2点、そして次のステップで実施計画へと行くというようなスピードと迅速さが求められていると思う。そのことについて、当局はどう考えるか、お答えいただきたいと思います。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 協働政策部長北川誠次君。
◎協働政策部長(北川誠次君) 議員ご指摘のとおり、刻々と変化する市民ニーズを的確にとらえて対応していくというのは、ご指摘のとおりだと思います。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 自治体経営の概念というのは人それぞれ論者によって違うと思いますけれども、しかし近江八幡市がこれから生き残りをかけて頑張っていこうということでもあるし、ぜひそのモチベーションで突っ走ってほしいというふうに思っております。
 それから、行政評価の件で、1,300ある業務事業評価をしてやってきたと。その中で中止になったり廃止になったり延期になったり、いろんなさまざまなものがあったと思いますけれども、評価が高い政策分野、そしていま一つ頑張ってるんだけど評価が低い分野、特にこの評価の低い分野というのはどういうものがあったんでしょうね。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) 行政がやってる仕事につきましては、それぞれ評価があって業務をやっているというのは当然でございますが、ただ今進めている行政評価の中ではそれぞれ補助金であるとか、今までやってきた業務自体が時代の要請に合わないといった事業、そういった事業についてはやはり精査をしているということでございまして、そういったものにつきましては見直しをしていく必要があるというように考えております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 私自身が考えている成果が上がっていない評価の政策分野として、例えば少子化対策の推進だとか、それから経済的自立の推進だとか、そしてこれは職員さんにも言えると思うんですけれど、余暇の推進、これがなかなか政策レベルでは大ざっぱ評価に終わってるんじゃないかなという心配もしております。例えば、各部署からの事務事業評価は、これは量的に大変だと。だけど、網羅的な満足、網羅的な評価でこの議会で答弁していないか、その辺のところも心配するわけですけれども、大丈夫でしょうか。
○議長(川村裕治君) 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) 先ほども申し上げましたとおり、1,300の業務がございます。それにつきまして、現在では一つ一つ内部的な評価を加えて、その後リーダー、次長級のリーダーを中心としまして、それも内部評価でございますが、それをやっているという状況でございます。そうした外部の方も入っていただいた行政評価委員会がございますが、その中での報告を経ておりますし、それぞれにはチェックはしているという考え方で進めております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 必要性が低いとか、評価した政策について廃止したり中止したり、こういったものが平成16年から導入されましたね。そういった事業は何事業あって、カット総額費は幾らぐらい削減できたかなというところが気になるところですが、まとめたものがあったとしたら後日提出をいただきたいと存じます。
 評価法第5条において、事前評価を施策について実施をすると、それから事後評価については、施策がどこまで実現したかということを点検することが重要だと言われております。そこで、事前評価と事後評価の時期、それと公表時期はどういったタイミングを本市はとっていらっしゃるか、お願いします。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) 評価につきましては、毎年7月ごろに、今年度の例でいきますと、7月ごろにヒアリング、内部評価を行いまして、ことしの場合は第三者評価制度も導入いたしますので、6月から9月にかけまして第三者評価を経ていくというようなシステムで進めさせていただこうと思っております。
 それで、その中で第三者評価につきましては全部を見ることができませんが、ある程度絞った中で重要な事項につきまして評価をしていくという形で第三者の方に評価をしていただいて、その後市長のほうに結果につきましては答申をしていただくという形を予定しておりまして、その後、第三者評価の結果につきましては市民のほうへ11月ごろに公表していきたいと、そういうような段取りで現在は進めております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 事務事業評価とか、例えば公共施設評価とか、必要性や行政活動の投入資源に対する評価、こういったのも検討する時期、公表する時期というのは同じなんでしょうね。
◎行政管理部長(石橋利一君) そのとおりです。
◆9番(有村國俊君) もともとこの評価というものは、行政の評価だけにとどまらず、住民が住民のためにできる評価という実施が望まれているところですけれども、住民意識についての情報、これはなかなか比較的必要度も高いものの入手も困難だと思っております。市民参画したいと、先ほども市民参画の中で情報を共有することを望むというふうにおっしゃってたけど、声なき声、そしてまた参加したくても参加できない環境にある人たちのこの意識、これをどのように反映していったらいいのかな、本当悩ましげだと思いますけども、お考えがあったらお願いします。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 協働政策部長北川誠次君。
◎協働政策部長(北川誠次君) 先ほど申しましたように、業務の必要性ですね、そういったものはやっぱり素早く有効なのか費用対効果がないのかを見きわめる、また事業におきましてはスクラップ・アンド・ビルドの徹底を図りまして、先ほど言いましたように、刻々と変わります市民ニーズを的確にとらえていくと、そういったことが大事ではないのかなと思ってます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 先ほどからおっしゃっている第三者外部評価機関、これですけども、人選はだれがやるんでしょうか。多分市長かな。だけど、特に行政とか議員からのプレッシャー、こういったものを受けないようなシステムにすることが大切だと思います。第三者機関のメンバーは、そういう意味でこれからも選んでいただきたいなというふうに思うわけですけれども、心配は、この外部の専門家が評価組織に入ったとしてもすぐには機能しない。なぜかというと、後ろ盾となる知識やそういったインフラを携えてないという方もこの第三者機関に入る可能性があります。そういった観点から、公務員を一度退職された方、この近江八幡市にもいらっしゃると思います。そういった方も再度任用して、審議会なり評価委員会に入ってもらうというのも手ではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(川村裕治君) 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) この評価をいただく場合は、やはり偏った評価をされないということが一番大事だと思いますし、公平性という中での評価が必要だというように思っております。そういった観点で、今回行政評価委員会の委員さんには教授あるいは准教授、これも行政学に携わっておられる方、またこういった行政評価に携わってる方を選定をいたしているというところでございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) お手盛り評価をどのように防止するのかについての議論も必要だと思います。第三者機関に利害関係が入っていては困るわけで、従来の審議会はそんなことないと思いますけれども、しかし行政の執行部門だけでできることは限られてしまいますし、シンクタンクを使ってプロジェクトの評価を行ったとしても、資源の再配分だとか政策の大きな見直しのレベルまでには至らない。だから、例えば議会の議員、もうこんだけ今20名おります。当局とできたら意欲のある議員と当局の皆さんと各委員会とかでトレーニングを積んでいくっていうのも評価の一つだと思っております。これはご検討いただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
 次に、人材育成の件で質問をいたします。
 管理職だけではなくて、職員は全員、例えば若手も全員人事評価を行って、行政機関の適正な運営が求められていくと、これが肝要かと思っておりますが、そのようにしていただけそうでしょうか。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) 現在人事評価ですけども、全体的な人事評価、当市ではまだ採用してないというような状況でございます。現在できてないんですけども、現在総務課を中心に検討中でございまして、当然管理職だけでなくて全員に行き届いた評価ができるような形に持っていきたいということで現在検討しているということでございまして、今後試行も踏まえまして進めていきたいというように思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 人材育成については、例えば組織も個人も専門性が問われる時代に入ってきたなというふうに思っております。ジェネラリストというか、広く満遍なく知識を持つんじゃなくて、もうこれだけはだれにも負けないぞという職員さん、この分野ではおれの右に出るやつはいないと胸はって言えるようなそういう職員さんを育てていくというのが大事だと思っております。少数精鋭の時代においては、そういった関連業務をこなす職員さんがたくさんいた中で、このスペシャリストの育成というものと矛盾するものではないというふうに前から思っております。例えば、事なかれ主義という言葉ありますね。前例のないことをやって、失敗すると最悪です。特に市役所なんかそうですね、行政機関は。だけど、同じ失敗でも、前例踏襲をやっていて失敗したものだったら自分の責任にならない。極端な話ですけど。本当に市役所は前例踏襲主義なんでしょうか。これからどういうふうにしたらいいでしょうか。
○議長(川村裕治君) 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) スペシャリストにつきましては、業務が複雑化しておりますし、当然業務につきましては施策的に市民に説明していくという責任もございますので、そういった面では当然専門性というのは大事にしていかなければならない、そういったものを育てていくことは非常に重要だというふうに考えております。
 それと、前例踏襲、事なかれ主義ということですが、このことにつきましては、市長からもかねがね厳しく言われる点でございまして、職員、今までの公務員はどちらかというと上から伝達、それを執行するという形でございましたが、今は地方分権が始まって、職員の意識につきましても徐々に変化があらわれてきていると。特に、最近では、厳しい財政状況もございますし、職員も非常に減ってきてるという中で、予算編成に当たっては枠配分ということで、それぞれ職場で工夫をして市民のために何が必要かというめり張りをつけた予算編成とか、あるいは先ほど言いました行政改革でも多くの効果が出ておりますが、そういった中で工夫をしていただいておりますし、徐々にではありますが意識の変化はこうあらわれてきてるというように思っておりますし、これからもやはり市民のために何ができるかということを視点に置いた行政を進める上では、そういった意識改革を進めていく必要があるというように思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 役所では大過なく過ごすことが大事なのだと言われて久しくなる。だけど、これからは、今おっしゃるように、何を考えて、それから何を生み出してどんな成果を上げたかな、そういった時代でもあるし、そこにおいては深く考えるという行為が重要なファクターだと思います。今までの職員研修、いろんな研修が文化会館だとかあらゆるところで講師を呼んで研修が行われていますけれども、それは昔のスタイルかなと最近思っています。できたら、講演に参加するというよりは、演習だとか発表を取り入れて参加型の実践方式で各自に考えてもらうという思考重視の研修が台頭してきているのではないかなと思います。近江八幡市、行政の研修、これを受講した職員の実績データ並びに、例えば県だとか東京だとか大阪だとか、全国的にもいろんな研修会も行われています。そういうところに参加をして汗をかいた職員さんが人事評価というものに実績としてデータが蓄積させていくということも大事だと思っております。こういった方法を考えていただけそうでしょうか。
○議長(川村裕治君) 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) 組織というのは人なりと言われておりますとおり、人を育てるということは非常に大切なことでございますし、またそのための研修というものも非常に大事にしていかなければならない、大変厳しい財政状況の中でありましても、やはりそのことについては投資をしていくということは非常に大切だと思いますし、当然参加型研修といいますと、普通に聞いてるだけでなくて実感として起こっていることを把握できるんじゃないかな、それと多くの人と会話する中で、やっぱり発表したりしている中でお互いの意見を見聞きできるということで自分の身になりやすいという研修だというように思っておりますし、できるだけそういった研修に参加できるような体制を考えていきたい。職員の研修の中でも自己発表をしたり、人権学習の中でも自分で課題を発表して、そのことについて話し合うという研修も最近はふえてきておりまして、そういったことにつきましても今後力を入れていきたいというように思います。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 次に、市民満足度の件ですけれども、実際、市民満足度を高めるとはいえ、やみくもにサービスを拡充してよいのかどうか。例えば、市民からのリクエストは尽きることないんですね。とはいえ、合法的なリクエストには極力こたえていかなければならない。だけど、現状のこの財政では、逼迫した状況ではなかなかサービスの提供体系をスリム化せざるを得ない状況でもあります。逆に、納税者の視点からいうと、過剰なサービスの拡充は自治体の妨げにもなってしまう。市民の反感も招きかねない。そういうふうな、本当にどうしようも如何ともしがたいこの状況、これをどうやって克服していったらいいんでしょうか。ご所見があればお伺いいたします。
○議長(川村裕治君) 協働政策部長北川誠次君。
◎協働政策部長(北川誠次君) 市民の行政に対する満足度、先ほどからも申してますように、大変難しいものであると考えてます。先ほど事業のことで言いましたんですけど、やっぱり素早く事業を、もうだめなものはすぐにやめる、満足が得られそうなものにはまだ続けていく、集中と選択ですね、選択と集中というのは大事ではないのかなと思ってます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) ちょっと次の質問に行きます。
 観光施策についてですけれども、先ほど民間観光駐車場を設置してまいりますと、これは駐車場の拡大についての取組質問なのですけれども、もう少し踏み込んだ回答をいただければ。民間駐車場を拡大していく、これだけで果たしていいんでしょうか。パーク・アンド・ライド方式は理解できます。それ以外の。本当にあそこ駐車場のキャパ困っていますよね。何かそういった考えがあれば、もう一度お伺いします。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 都市産業部理事松木喜代司君。
◎都市産業部理事(松木喜代司君) 民間駐車場の拡大の件につきましてですけれども、この5月にも交通規制ということで5月の連休にも民間駐車場、今現在市内にあります市営の駐車場以外にも民間の駐車場をお借りしまして、そして対応したわけでございます。それで、昨年度も実施をいたしましたけれども、特に八幡神社周辺の交通の渋滞の緩和ということで、ことしは10月11日から11月30日にかけまして交通規制の実施を計画いたします。その中で、観光バスの乗り入れの禁止でありますとか、あるいは特に乗り入れにつきましては鳥居前からロープウエー付近のバス停までの乗り入れを中止するとか、そしてまたバスにつきましては、今駐車場の話が出てますが、観光駐車場で一たん乗りおりをしていただいて、そして交通障害とならないような手だてということで民間駐車場をお借りして、そして臨時駐車場を設けての対応ということを考えております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) もちろんそれも大切なことだと思います。2005年でしたっけ、愛・地球博、名古屋のほうでありましたね、愛知県で。あのときにパーク・アンド・ライド方式、僕も乗りました。あのときの感想としては、1日朝から晩まで遊ぶんだという意気込みでパーク・アンド・ライド方式に乗った記憶あります。近江八幡の場合は、先ほどの答弁で、3時間の滞留、人の滞在時間が3時間平均だというような話でもあるとなかなかそれもこれからは難しいなというふうにも思います。でも、否定するわけじゃありません。私が聞きたかったのは、日牟礼八幡宮のかいわい、あそこが観光スポットになっていますね。これはここにいるだれもが承知していることだと思いますが。あそこ一帯のこれからの観光施策とか、それから本市の自治振興だとか、いろんな観点から、あの辺一帯をどういうふうに整備していくのかなというところの一つのアイテムに駐車場というのがあるものだと思ってます。これから当局においていろいろ検討もしていただけると思うし、ぜひあの辺かいわいの開発とは言いませんけれども、どういうふうにエリアとして確保していくのか、またしっかりとご議論を賜ればありがたいというふうに思います。
 この観光施策の中で八幡堀が出てまいりましたので、私はこの重要文化的景観の下流区域である八幡川、幸円橋から下のほう、こちらのほうの整備については県のほうに申請しているとおっしゃるが、改修方法については、どんな形がふさわしいとお考えでしょうか。
○議長(川村裕治君) 都市産業部長田中栄祐君。
◎都市産業部長(田中栄祐君) ただいまの八幡堀の改修計画でございます。
 先ほどのご質問の中で八幡堀の再修景計画というのが平成17年に検討されております。その中で、今後具体化されていないというふうなご指摘を受けました。下流部の幸円橋から下でございますが、約2,000メーター以上ございます。その中で、上流部が当然ながら風景とか景観を重視した河川が整備をされております。ですからといいますけど、下も同じようにちゅうのはなかなか難しいと思いますし、できる限り整合がとれるような改修計画が望ましいとは考えております。ところが、住宅密集地以外にまた田園の中という箇所もございます。そういったとこで、治水対策等踏まえまして、当然ながら地元の協議が必要になってこようと思いますし、下流につきましては土地改良区等の協議も必要になってこようと思いますし、その辺また協議の上で対応していきたいと、このように考えております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 今お答えいただきまして、部長も今新しい部署にいらっしゃったし、全く部長とは関係ないんですけれども、3年前に議会でこういった質問をして、当時の建設部が八幡堀の修景計画策定委員会を立ち上げてくださいました。市と、それから地元自治会と、それから市の行政、それから県、ここも含めて第1回目を立ち上げてくださいました。ここにも担当しておられた方がいらっしゃいます。その後、機能していない、3年間も機能していないという話を漏れ聞きましたが、なぜでしょうか。
○議長(川村裕治君) 都市産業部長田中栄祐君。
◎都市産業部長(田中栄祐君) 私も当然ながらその段階はわからないわけでございますが、たしかそのときは八幡堀修景計画策定委員会ということで、委員会の目的といたしましては修景保全に対する国、県に要望するに当たっての、言ってみればこの計画は大前提としてこういったやつが望ましいというような計画であったと思います。ところが、実際上、河川改修になりますと、ソフト面だけでなく当然ハード面、あるいはまた地元の地権者とかいろいろございますので、具体化するに当たってはかなりもう少し考えた実行委員会なりそういうなもんが必要になろうかと思います。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) ということは、今までストップしていたのを再び前に動かしていただけるというふうに判断してよろしいですね。
○議長(川村裕治君) 都市産業部長田中栄祐君。
◎都市産業部長(田中栄祐君) 前に動かすといいますか、今聞いておりますと下の護岸工が崩れている地域もございますし、当然ながら安全対策から放置はなかなか難しいと思いますし、それが全体的に大きな莫大な予算をつぎ込んで改修ができるというとこまで行かないかもわかりませんけど、改修しなければならない状況になることは事実だと思いますし、その辺はまた随時協議させていただきたいと思います。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) そうですね、ぜひよろしくお願いします。約束事は守るというふうに子どもたちにも教えておりますし、ぜひこの議会、テレビで中継もされていることだし、よろしくお願いを申し上げるということで終わります。
 次に行きます。
 この観光客が年間延べ300万人もいらっしゃっているということです、先ほどの答弁で。300万人。これは事実だと思います。うそではないと思っています。だけど、単純に300万人を365日で割ると1日8,200人。40人乗りの満杯バス、大型バスで来られたとして、これ205台。それから、4人乗り、乗用車に4人が乗ってこられたとして2,050台、カップルの車だったら4,000台も来ていると。大きい数です、365日。だけど、地元ではそんなににぎわいないけどなというような話もあるんですけれども、実際の把握している数字というのはいろんな観光施設から聞いてらっしゃると思うんですけれども、この観光客がもたらす本市の経済波及効果、例えば直接、間接含めて、年間どれほどの試算になるのかなと以前から気になっていたところなんですけども、こういった概算というのははじいてらっしゃいますでしょうか。はじいてないですかね。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 都市産業部理事松木喜代司君。
◎都市産業部理事(松木喜代司君) まず、1点目の観光客の入り込み数ですけれども、今議員のほうからも細かな試算もしていただきましたんですけれども、確かに年間398万人の入り込み客がありましたんですけれども、その方々は、この入り込み客数のいわゆる統計的な処理といいますのは、今市内26カ所の施設から積み上げた数字を積み上げてますので、それはもう市内の観光施設が幾つかある、そこを複数にまたがって訪問していただいてますので、延べ人数になるかと思いますので、実際にという分では数字は低くなるというふうに思います。
 そして、2点目の経済波及効果の件でございますが、残念ながらそういった試算はいたしておりませんので、今後施策を進めていく上におきましても重要なことでありますので、試みていきたいというふうに思います。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) ぜひお願い申し上げます。
 近江八幡市の観光振興の一つでスポークスマン、これを幅広くお願いしていったらどうでしょうか。例えば、近江八幡のことについて語るきっかけとなるツール、こういったものを持つことだとか、それから本市にゆかりのある文化人だとかスポーツマン、経済人、こういった方々に近江八幡大使となっていただく。今もやっていますけども、3人ぐらいですね。ぜひ東京にも大阪にもたくさんこういった方々がいらっしゃるわけだから、その方たちに本市のPRっていうのを担っていただくというのも大事だと思っているし、検討していただきたいなというふうに思います。
 それと、現実的な話として、県内にもいろんな観光ルートがありますね。本市に限らず長浜、黒壁もそうです。彦根もそうです。どこでもそうだけども、各自分とこの自治体だけで何とかしていこうということでやっていますが、例えば湖岸ルートの近隣自治体だとか、それからそういった観光行政をしっかりやっている自治体がもう少し連携して幅広く滋賀県内を観光客のルートとして整備していくというのもおもしろいかなと思います。この取り組み、していただけそうでしょうか。お伺いします。
○議長(川村裕治君) 都市産業部理事松木喜代司君。
◎都市産業部理事(松木喜代司君) 広域でのルートでございますが、昨年度は、ご承知のように彦根城博400年祭もございまして、そういったことから相乗効果も生まれまして、来客数もたくさんありました。そうしたことから、今議員ご提案のありましたように、広域でといいますか、そういうふうな取り組みのご提言をいただいたのではないかなというふうに思いますが、今現在、本市と彦根、長浜の観光物産協会で組織しておりますびわ湖城下町観光振興協議会というものを組織いたしておりますし、そしてまた東近江の中では東近江観光振興協議会というのも組織いたしておりますので、そうした中で広域的なルートの結びつけなども検討を進めていければというふうに思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) ぜひよろしくお願いします。
 最後に、議会において議員が提言した諸政策の検証の件で、もう一度基本的なところを確認させていただきますが、当局が検討するというふうにご答弁いただいた内容は本当に検討されてるんでしょうか。漏れているものなどはありませんか。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) 検討するということは何らかの改善あるいは実施するほうがあるか否かをこう調べていくということで返答させていただいているというようにとらまえておりますので、当然それぞれの所管部長、発言した部長においては責任を持って部内調整をやっていただくと。そして、部内調整ができない場合は部長会に諮っていただいて、必要に応じて政策会議等に諮っていただくと、こういうシステムでやっておりますので、私としてはないというように思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 憲法第93条2項で、住民が直接選挙で選出する議員、それと当局、執行機関ですね、これは独立と対等の関係に立っていまして、相互に緊張関係を保ちながら協力して自治体運営に当たる責任を有しているとあると。この趣旨をかんがみると、議員に検証結果を反映しているかどうか、言い切れるかどうか、再度お伺いします。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 行政管理部長石橋利一君。
◎行政管理部長(石橋利一君) すべてが検証できているかというと、非常に難しい面もございます。きょういただいた内容につきましては、今後の課題でもあろうと思います。その辺も含めて、きょうご提言いただいた内容につきましては再度、今のうちがやっていることが議員にもしっかりと検証していけてないという部分がございましたら、その点につきましてはもう一度庁内で検討し、検証できるような形をとっていきたいなというように思います。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) しつこいようで申しわけないのですけれども、きのう園田議員がサッカー場の質問を取り上げました。去年は田中議員が2回の定例会でサッカー場の質問をやっています。その前には川村議員だって私もやっています。何度も何度も繰り返して質問をしていくことが基本かなというふうにも思っているものの、大事な議会が同じ質問の繰り返しで物理的に時間と経費の無駄に陥ってしまっては元も子もないわけです。結果的に、市民のための大切な議会が機能しなくなってしまっても困るわけです。平成15年12月、当時の職員さん、名前はちょっと、議事録を検索してもらったらわかるんですけども、当時の職員さんの答え、ご紹介します。
 議員が提言した諸政策の検証につきましては、いつの時点でどういう方法で議会へお知らせをさせていただくのか、少しお時間をいただいて検討をさせていただきたいと思いますので、そういうことでご了承をお願いしたいということでした。あれから5年が過ぎてるんですけれども、恐らく議会、議員に対してはこの反映された結果というのはご呈示がなかったかなと思っております。でも、そうはいっても、これはフォローに回るわけじゃないけれども、当局のご回答は自分たちの行っている業務についても、施策についても、100点満点に近づける努力をされていますね。当然だと思います。実際のところ、議会で議員が提言した質問、諸政策がその後どうなったかというのは、今テレビ見てらっしゃる方もすごく気になっているというふうにも思います。だから、本質的な課題ですね、全国的な。八幡だけじゃないですね。ただ、近江八幡市議会は先進的でもあるし、当局も先進的だと思うし、そういった意味で、極力、十分ではなくても、こたえていこうじゃないかという姿勢をお持ちいただけるかどうか、最後にお伺いしたいと思います。
○議長(川村裕治君) 市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) いろいろとご提議をいただいてるわけでありますが、何度も同じ質問をしていただくというの僕は決して悪いことはないと思います。例えば、総合医療センターなんか毎回毎回していただいておるわけでありますから。そのことによってお互いが理解をし合ってるでしょうし、また問題点もお互いが出し合ってるんじゃないかな。先ほどおっしゃったサッカー場の問題もしかりであります。これは、前に言ったけどどこまで進んでんのや、また次は、前回はどこまですんの、これは質問していただくのがいいと思います。ただ、おっしゃってることは、議会というのは質問もしていただくことでもありますし、そして意見を闘わさせていただく、これが今は非常に大事かなと。だから、議員の皆さん方のほうからも政策の提言をしていただいて、それについてどうなのかな。ただ、要望もたくさんいただきます。その要望を全部いただきましても、それは100%こたえることもできませんし、そしてそのことがどうなってるのかというのを全部披瀝しろというのはこれは不可能に近いと思います。したがって、まことに申しわけないんですが、議員の先生方の要望があったら執行部のほうに来ていただいても、あの要望どうなってんのやということを聞いていただいたほうがスムーズにいく場合もあるのではないかなと、かように思っているんです。執行部は、議員の皆さん方、非常に言葉は悪いかもわかりませんけれども、もし不適切ならば許していただきたいんです。議会の下請機関ではこれございませんので、お互いが、先ほどおっしゃったように、憲法でも保障されてるこれ対等でございますから。だから、その原点に立って、そしてどの政策がいいのかな、一致したことはこれやります。これはやります。しかし、そのときにはサッカー場だって、請願というのはこれもう一番最初なんて五十何年に出てるわけですよ。今までに放置されてたのは、それは執行部も悪いと思います。でも、議会だって請願を採択されたら執行部に執行さす責務があるんです。それが請願権なんです。前にも申し上げたかどうかちょっと忘れましたけれども。というのは、今できてなかったというのは、どこに無理があったんや、どこに問題があったん。その問題があるにもかかわらず採択されたこと、これは紛れもない事実なんですよ。そこのところはお互いがやっぱりこれからもう少し、我々もそうですけど、請願については勉強し直さんといかんのちゃうんか。必要性、財政の問題。ただ言いっ放し、聞きっ放しは何ぼでも請願は出てきます。それは請願権じゃないんです、本当の。やっぱり財政的に見てもできるやんかということを議員の皆さん方もきちっと持っていただいて、それを執行部に、いわゆるこれは議会、執行部も賛成する、反対の問題じゃないわけでありますから、議会が独自でしていただく問題でありますから、そこのところはきちっと押さえていただいて、そして採択され、これは何よりも優先をしていかなきゃならないのは僕は請願だと思ってる。それはサッカー場の場合、昭和56年でしたかね、採択されたのは。25年間何らされてないところのほうがかなり問題ではないかなと。しかし、やっぱり我々はこういう立場に立たされた以上は、請願というこのことの重さを重視して、だからやろうやないかと言わせていただいたんが昨年でございます。だから、それはきのう申し上げましたように、条件がそろったらきちっとやります。あしたでもやります。それだけ申し上げときます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) この議会で議員の言ったことを検証して議会に戻すというのは、これは東京にあります議会、全国市議会議長会の事務局長を30年間やられた方のお言葉でもありましたし、そしてまた大学教授の話でもあり、そして国会の中での議論でもあります。議会制民主主義の中のとても大切な根幹の一つではなかろうかなというふうにも思っております。ただし、今市長がおっしゃったその言葉、それも大事であります。なぜかというと、議会というのは議論を交わすとこであります。だからこそ、議員も自分の主張を言う、当局もそれに対して正面からぶつかっていく、そういった気概がないと近江八幡市は生き残れないというふうにも思っております。あと15秒でございます。我が町、自治体満足度ナンバーワン、全国で調査される日が間もなくやってまいります。この近江八幡市が全国の中で一番の自治体となるよう、心から、そしてまたみんなと私も努力して頑張ってまいります。
 以上で終わります。ありがとうございました。