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議会報告

平成20年9月議会質問

議事録


◆9番(有村國俊君) 高志会の有村でございます。よろしくお願いいたします。
 夏の盛りの7月下旬に全国の自民党の45歳以下の衆・参両院議員、地方議員などで構成するメンバーの一員として訪韓する機会をいただきました。滋賀からは、私を含めて2名が行ってまいりました。ちょうどそのころ、竹島問題をめぐって韓国内の対日感情が極めて厳しい中での訪韓となりましたが、私たちはあらゆる機会に竹島問題について毅然と我が国の立場を主張してまいりました。ソウル市内では、北朝鮮からの脱北者並びに韓国人の拉致被害者リーダーとの意見交換会を持ち、重家駐韓日本大使との日韓関係の将来ビジョンのディスカッション、板門店では国連軍兵士と北朝鮮軍兵士が武装対峙している38度線の軍事境界線上の会議室を訪問したこと、また連日夕方から繰り広げられる日本大使館とソウル市役所前での大型バス60台が道路封鎖をして数千人が一挙にデモを行う様は、百聞は一見にしかずとはまさにこのことでありました。現場で貴重な体験をさせていただきました。
 竹島は、我が国固有の領土であります。韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、このような不法占拠に基づいて竹島に対して行う韓国のいかなる処置も法的な正当性を有するものではありませんと発表する日本政府、外務省の公式見解どおり、地方議員の一人としてもしっかりこのことを認識してまいりたいと思っております。
 とりもなおさず、竹島問題は日韓の間に存在する歴史問題ではなく、領土問題であります。有名な言葉に、一粒の領土を奪われて黙っている国民はすべての領土を失うと言われるゆえんも痛感しているところです。今回の韓国との竹島、あるいはロシアとの北方領土、中国、台湾との尖閣諸島、いずれも日本にとって譲ることのできない領土問題であります。
 一方、これらの国々とは大切な貿易、経済的パートナーであることから、政府には継続的な話し合いと、未来志向の関係を模索してほしいと強く願うものであります。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 まず、総合医療センターの件です。
 今、近江八幡市を直撃する大きな問題は財源不足です。平成18年10月にオープンした近江八幡市総合医療センターは、東近江地域の牽引的役割を果たし、良質で高度な医療の提供に努めておられます。この2年間で、私の家族も外来でお世話になりました。入院もさせていただきました。大変親しみのある総合病院です。
 市民の皆さんが行政の施策の中で最も関心があり注目しているのは、この病院が安定的に存続することを願っているということであります。全国的な崩壊の危機にある地域医療や自治体病院に残された時間はそれほど多くないとも警鐘されている。しかし、近江八幡総合医療センターの再生は、関係者もろ手を挙げて取り組む最前線の目的であることから、市長の思いをお伺いいたします。
 1点目に、総合医療センターは大丈夫でしょうか。
 2点目に、この病院を抱える市行政は大丈夫でしょうか。
 全くストレートな質問で恐縮に存じますが、私が街角で出会いお話しする方々が異口同音、この趣旨の質問を私にぶつけてこられますので、明快にお答えください。後になって、ああ、しまったではとても困ることです。
 今、市民の皆様に夢と希望をお持ちいただくためには、現場で頑張っていらっしゃる病院関係者の悩ましげな問題の詳細を詰めながら1つずつ解決していくことしかないわけでありまして、さきの質問者に重複するところもありますが、以下お伺いいたします。
 1点目、患者紹介と逆紹介の対策。2点目、病床稼働率の対策。3点目、医療従事者の確保対策。4点目、各業務の収益アップのための取り組みと予測。5点目に、未収金額と対策。これら5点についての現状とこれからの対策方針、安定的経営のためにクリアしなければならない具体的数値もお答えいただきたいと存じます。
 次に、近江八幡市の道路施策についてであります。
 限られた財源を有効に活用して、効率的な道路整備の推進を図るために、選択と集中を行い、必要性の高い事業に着目して実施することが肝要であります。少子・高齢社会がますます進展する中で、次世代に誇ることができる未来の近江八幡市を形成するためには、道路こそその中核的役割を担うものであると言っても過言ではありません。とりわけて、本市の内外圏域は、都市軸となる名神高速道、主要国道、県道を初めとする幹線道路から、生活に密接に関係する市道、いわゆる生活道路に至るまで、その整備進捗が図られています。新たな幹線道路や生活道路の確保に加え、障害者、高齢者、いわゆる交通弱者が安全で自由に移動できる交通バリアフリーに配慮した道路整備が課題となっております。
 そこで、お伺いいたしますが、都市産業部の各道路整備の取り組みと市道の諸機能強化策、あわせてそのための財源確保に向けての努力、加えて慢性的な渋滞道や渋滞交差点の改良対策と展望をお伺いいたします。
 次に、子ども、青少年施策についてであります。
 未来を担う子どもたち、青少年の育成は近年の社会構造の変化に対応するためにも、生きる力の育成はもとより、学力テストの成績向上など、教育の質が厳しく問われるようになっております。
 あるアンケートによりますと、今の子どもたちについて、お金や物を大切にしないが67%、社会の常識に欠けるが63%、思いやりや公共心を身につけてほしいが65%、子どものしつけについては主に家庭が行うべき92%でした。全くそのとおり、同感でございます。学校はあくまで集団生活への適応能力や学習して必要な知識を身につけるところであると多くの方がお考えになっていることがわかり、安心しております。
 一方、子どもたちに悪影響を与えているものとしては、大人のモラルの低下、テレビ、雑誌、インターネットの影響などを挙げる方もいらっしゃいます。私には2人の小学生の娘がおります。子どもたちの健全な成長を願いつつ、保護者としての責任と使命を感じておりますし、子どもの成長が私のかけがえのない一番の喜びであります。豊かな人間性を持ち、生き生きとみずからの夢にチャレンジするたくましい近江八幡っ子を育てる教育の振興は行政だけでなし得るものではなく、学校、保護者、地域住民、企業、社会教育団体、民間教育事業者、NPO、メディアなど、まさしく社会全体で取り組むことが求められます。無論、行政の教育投資の充実が必要なことも言うまでもないわけですが、そのあたりを考慮した上で、以下お考えをお伺いいたします。
 1点目に、子どもたち、児童・生徒、青少年の健全育成のために講じてきた評価のうち、すこぶる効果のあったもの並びに今後特に力を入れていきたいと考える施策をお伺いいたします。
 2点目に、「早寝・早起き・あさ・し・ど・う」、これは早寝、早起き、あいさつ、食事、読書、運動ですね。この6項目の実践検証をお聞かせください。加えて、さらに充実していかなければならない読書施策の強化についてもお伺いしたいと存じます。
 質問は以上でございます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 市長冨士谷英正君。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 有村議員のご質問にお答えいたします。
 一昨年の10月に新病院として開院いたしました総合医療センターは、設計から建設、運営までを本格的PFI事業で日本初と鳴り物入りで船出をし、1年をたたずして病院経営に破綻を来す状況となってまいりました。議員も街角で、病院は大丈夫なのかと質問を浴びせられるとおり、私もまた同様でございます。私も市長に当選させていただいた12月早々に、病院に大変なことが起こっていると認識しまして、今般の病院、PFI事業の見直しに至ったわけでございます。私は総合医療センターが1年もたたずに経営が成り立たない現状を見るにつけ、数々の対策を講じたわけでございますが、議員もご承知のとおり、PFI事業の何が課題で何が問題なのかを見きわめて事に当たったものでございます。総合医療センターを立て直し、市民、患者の皆さんに安定した高度で皆さんに喜んでいただける医療を提供し続けたい一念でもございます。今後も東近江地域の医療圏の中核的病院としての役割を果たすため、地域の医療機関との連携を深め、高度医療、急性期医療に力を注いでまいる所存でございますので、ぜひ議員の皆さん方のお知恵もおかりをいたしたいと存じます。
 また、市行政は大丈夫かというご質問でございますが、現在の病院経営状況を勘案しますと、今後の一般会計を取り巻く環境は非常に厳しいと申し上げなければなりません。しかしながら、市民生活を守り、市民サービスを提供するためには、持続可能な財政状況を保持することが肝要でございますので、職員一丸となってこの状況を乗り越えていくため、知恵と汗を結集してまいりたいと思っているところでございます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 子ども未来部長濵田千春さん。
             〔子ども未来部長 濵田千春君 登壇〕
◎子ども未来部長(濵田千春君) 有村議員のご質問の子ども、青少年の健全育成のための施策のうち、効果のあった施策と今後の取り組みについてお答えいたします。
 本市では、家庭、地域の教育力の向上を目的として、各学区公民館に子育てコーディネーターを配置し、就学前の子どもと親の居場所づくりやさまざまな親子触れ合い活動を通じた子育て支援を行うための親子プレイステーション事業や地域の小・中学生を対象とした地域ぐるみでたくましく生きる子どもを育てるためのさまざまな体験活動を実施する子ども体験活動事業を行ってまいりました。
 親子プレイステーション事業については、子育てコーディネーターを中心に、地域の子育てサポーターや地域住民の協力を得て、学区公民館や幼稚園を会場として事業を実施、平成19年度は各学区で234回の開催を行い、7,571人の参加を得ることができました。
 また、子ども体験活動事業につきましても、子育てコーディネーターが各学区公民館を中心に八幡公民館の八幡山縦断や岡山公民館の泥んこドッジボールの開催など、地域の特性や地域資源を有効に活用し、地域の各種団体や住民の皆さんの協力を得ながら、地域の子どもの生きる力をはぐくむための活動を行ってまいりました。平成19年度の開催回数は81回、延べ参加人数は4,344人となっております。
 いずれの事業につきましても、行政だけではなく、子育てサポーター等の地域のボランティアや保護者、地域の各種団体や地域住民の力をおかりしながら事業を実施しており、このことが地域で子どもを育てる環境づくりにもつながっております。今後はさらに充実した事業の実施に努めてまいりたいと考えております。
 次に、子ども、青少年の健全育成のための環境づくりについてでございますが、青少年の健全育成事業については、近江八幡市青少年育成市民会議に事業を委託し実施しております。近江八幡市青少年育成市民会議は、青少年学区民会議、PTA、市内大型量販店の代表などで組織され、各小・中学校での愛の学校訪問を初め、夏休みの大型量販店での巡回補導の実施、有害図書自販機パトロールなど、子どもや青少年の健全育成のための環境づくりに市内全域で取り組みを行っております。特に昨年度は、市内に設置されていた有害図書自販機が撤去されるという成果もありました。子どもや青少年が地域で健全に育つための環境づくりは必要のため、今後も取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 以上、回答とさせていただきます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 都市産業部長田中栄祐君。
             〔都市産業部長 田中栄祐君 登壇〕
◎都市産業部長(田中栄祐君) 有村議員の近江八幡の道路施策について、ご質問にお答えいたします。
 道路は市民の皆様の最も身近な公共施設でございます。日常に欠かせないものでございます。道路は人や車の円滑な通行、生活空間の一部、また火災防止など、さまざまな防災的な機能も有しており、また経済発展等まちづくりの重要な基盤であると認識しております。
 議員ご指摘のとおり、選択と集中の中で、必要性の高い重要事業として、人に優しい道路整備を図っております。平成16年3月の近江八幡バリアフリー基本構想に基づき、近江八幡バリアフリー道路特定事業計画を策定し、あんしん歩行エリアといたしまして市道中村大房線及び市道黒橋八木線の整備を平成19年度から実施しているところでございます。
 この事業は、ご質問の中にもございましたように、高齢者や障害を持った方などの意見を取り入れ、利用者の立場に立った移動しやすい安全な道路整備を行うものであります。
 財源といたしましては、国の道路特定財源の補助を受けまして実施をしております。当面はこの事業を進めていくこととしておりますが、地域の振興、活性化のためにも、市単独事業だけでなく、国や県の事業を絡め、地域を結ぶ広域道路整備の促進を図るとともに、市にとって必要な道路とは何かということを検討し、地元要望や緊急性、重要性などを勘案しながら、渋滞道路等幹線の拡幅並びに交差点改良につきましても、できる限り国の補助事業につながるメニューを探し、限られた財源の中で有効な事業を実施することとしておりますので、ご理解、ご協力のほう賜りますようよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 教育長中江義一君。
             〔教育長 中江義一君 登壇〕
◎教育長(中江義一君) 有村議員のまず1点目の児童・生徒の健全育成のための施策についてのご質問にお答えいたします。
 児童・生徒の健全育成には、基本的生活習慣の確立が何よりも大切でありまして、現在、「早寝・早起き」、「あさ」、あいさつ、「し」、食事、「ど」、読書、「う」、運動の取り組みを進めているところでございます。
 そして、本市の教育目標であります豊かな心をはぐくむことが未来の近江八幡市を担う子どもたちの健全育成に大変重要であると考えております。その中で、効果の手ごたえを感じておりますのが、キャリア教育の推進でございます。学校では、職場体験学習や総合学習などでさまざまな体験学習に取り組んでいます。職場体験で仕事の厳しさややりがいを体験して、自尊感情を高めること、自分の将来について考える機会を持つことが大人への成長の中で重要なステップであります。また、体験学習の中での地域の人々との出会いがその後の子どもたちの成長に大きく影響を与えています。
 今後特に力を入れていきたいことは、道徳教育の推進です。新しい学習指導要領の中でもこの部分は重要視されております。社会的なルールやモラルなど、規範意識をはぐくむこと、自他の生命を尊重することなど、道徳の時間をかなめとしながら教育活動全般の中で進めていきたいと考えております。
 また、携帯電話やインターネットの影響、いわゆるインターネットの光と影の影の部分が子どもたちの健全育成にさまざまな悪影響を及ぼしております。現在、教員、保護者、児童・生徒を対象に、インターネットの危険性や情報モラルの学習を進めていますが、これについては家庭の協力がなくては進みません。子どもたちをネット社会のやみから守るために、また学校で学んだ知識やスキルが日常生活の中で実践できるように、学校と家庭、地域社会との共通理解や連携が何よりも大切ですので、今後ともご理解、ご協力よろしくお願い申し上げます。
 次に、「早寝・早起き・あさ・し・ど・う」についてのご質問にお答えいたします。
 具体的な数値データによる検証はまだ行っておりませんが、各学校、幼稚園で具体的な取り組みを進めています。
 まず、早寝早起きについてですが、PTA活動の一環として、地区別懇談会の題に取り上げたり、夏休みに独自の生活習慣アンケートを実施したりするところが出てきました。また、学校独自にテレビやゲーム、インターネットの使用、視聴時間を調査し、家庭と一体となって生活リズムの改善を促す取り組みを行っている学校もあります。
 次に、あいさつ運動ですが、従来から行われてきましたPTAや児童会、生徒会の活動がこのスローガンのもとに活気づけられ、子どもたちや周りの大人があいさつをすることにより、あいさつを返す習慣が広がってきました。また、学校外ではスクールガード、子ども安全リーダー、少年補導員などの皆様方によります声かけが子どもたちの間に安心感を与えてきております。
 食事については、学校や幼稚園での食育を実践してきた成果として、子どもたちの中にバランスのとれた食事に関する意識が芽生えてきました。また、昨年度策定いたしました市の食育推進計画に基づき、さらなる推進を目指していきます。
 次に、運動については、子どもの体力低下を意識して、日常の体育の授業以外に長休みを利用して運動する機会を設ける取り組みや、体育の授業の中に体力向上の運動を継続的に取り入れるなど、教師や子どもたちが具体的目標を持って取り組めるようになったという報告も聞いております。
 最後に、読書についてですが、子どもの読書離れが危惧される中で、豊かな心の育成には読書活動は大変重要であるととらえております。そこで、学校、園では外部講師を招いての読み聞かせや朝読書の取り組みを行い、読書活動を推進しています。しかし、このような生活習慣の問題は、大人自身の24時間型、夜型の生活習慣や、あるいはテレビやインターネットによるメディア社会の影響が子どもの生活習慣に大きく影響を与えております。これまでの各学校、園での取り組みの中でも、あいさつ運動や早寝早起きの取り組みを見てみますと、学校、園と家庭、地域が協力して取り組みを進めたものが大変成果を上げていると言えます。そこで、今年度は出前教育委員会というものを催しまして、現在進行中でございますけれども、その中で「早寝・早起き・あさ・し・ど・う」運動を話題に取り上げ、地域への啓発を進めております。今後とも学校、家庭、地域の協力を得ながら継続的に取り組んでまいります。
 また、読書施策の強化として、今年度は11月を市民読書推進月間として位置づけ、市民ぐるみで読書に親しむべく啓発に取り組んでまいります。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
 総合医療センター平野幸男君。
             〔総合医療センター事務長 平野幸男君 登壇〕
◎総合医療センター事務長(平野幸男君) 有村議員の総合医療センターについてのうち、まず患者紹介と逆紹介の対策についてお答えいたします。
 当医療センターは、東近江医療圏における中核病院として急性期医療を担っております。病診、病病連携として各医療機関から紹介患者さんを受け入れ、急性期の治療を行い、安定した症状になりましたら当院からかかりつけ医への紹介をするべく、診療情報の提供も推進することで、地域として完結できる医療を目指しています。
 ことし4月から7月までの紹介率は平均60.1%、逆紹介率が平均38.6%となっており、今後も安定した紹介率、逆紹介率を確保するための努力をしております。例えば、紹介患者さんの受け入れをスムーズにするため、各科の予約取得の権限を地域医療課職員に委譲し、希望日での予約診療を積極的に受け入れております。また、7月からは地域医師会の要望もあり、金曜日の時間外、土曜日の午前中にも職員を配置し予約業務を行っております。さらには、放射線科との連携により、核医学検査のダイレクトな受け入れ項目をつくり、順次受け入れを進めているところでございます。また、紹介率60%、逆紹介率30%強となりますと、地域医療支援病院の加算にもつながるため、現在認定取得に向けプロジェクト委員会を立ち上げ、システムの改善、運営を随時進めておるところでございます。
 次に、病床稼働率の対策並びに医療従事者の確保に対する対策についてご回答申し上げます。
 8月の病床稼働率は75.5%であり、かなり低い状態であります。原因は、昨年の産婦人科や整形外科の診療制限、4月からの呼吸器内科の休診の影響、また看護師の不足により稼働可能な病床が減少していること等が挙げられます。
 稼働率の向上につきましては、さきにお答えしました地域連携を進め、病診、病病連携を行い、紹介患者さんの確保すること、看護師の確保が必要となります。現在、病棟利用可能ベッド数は、看護師不足により346床であり、407床フル稼働させるには35名程度必要となります。近年、新規採用を行ってもほぼ同人数の離職者があり、人員増につながっていない状況であります。そのため、看護学校の訪問、病院見学会の開催、ホームページ、新聞広告等で募集を行っていますが、思うように結果はつながっていませんので、看護師確保対策に向けたプロジェクトチームを早急に立ち上げ、対象者に対し積極的にアプローチしていきたいと考えております。また、離職対策につきましては、現場環境の改善、離職理由の分析等を行い、少しでも長く働いてもらうような対策を講じてまいりたいと考えております。
 次に、各業務の収益アップへの取り組みと予測についてお答えいたします。
 まず一つ目に、入院診療費が1日当たりの定額を基本とした計算方法をとる包括医療制度、いわゆるDPC病院としての認定を受けることで、診療報酬をふやします。現在、DPCに移行するため、プロジェクトチームを中心に協議を重ねているところでございます。
 二つ目は、地域医療連携の推進として、東近江医療圏の中核病院としての機能を果たし、また同医療圏の医療機関が機能分担し、共存していくべく、地域医療支援病院の認可を受け診療報酬の増加を図ります。DPCは来年4月に、地域医療支援病院の認可は来年夏ごろに受ける予定であり、21年度以降、約1億円以上の増収を見込んでおります。
 その他としまして、看護師の増員を図り、稼働病床数を増加させ、高度な医療を提供し、入院収益の増収、また旧看護師寮等当センター所有の不動産を売却することで収入のアップを見込んでおります。
 次に、未収金につきましては、過年度未収金としまして、入院分が1億4,343万4,000円、外来分が1,455万9,000円で、合計1億5,799万3,000円でございます。
 未収金対策としましては、国民皆保険制度の中、未加入者や保険扱いできない患者さんの自己負担額が高額となり、退院時に精算が困難になりますが、支払いの誓約書を出していただくことなどで分割納付を認め、患者さんの支払い可能な方法で完済をお願いしているところでございます。
 保険加入につきましても、昨年4月から限度額認定証の制度が実施され、患者さんの負担は軽減されたものの、保険料未納の被保険者はこの制度が利用できないため、三、四割負担を全額支払っていただくことになりますが、医療費は所得の大小問わず同じ金額が請求されますので、納付が困難になります。
 いずれにいたしましても、事情があって分割納付の制約をいただいた患者さん以外で悪質と判断できるものにつきましては、今後も弁護士法人等に回収をお願いしてまいりたいと考えております。なお、センター内におきましても、これ以上未収金を増額させない意味におきまして、これまで以上に督促業務等を実施し、未収金の回収に努力してまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いしまして回答とさせていただきます。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) それでは、順次質問してまいります。
 まず、病院に関してですけれども、市役所前の旧病院跡地を購入する補正議案に関連して、この土地の活用については、紆余曲折の後、どうしても収入をふやさなければならなくなって民間に売却しようということを決めたわけですよね。そうと決まったからには、今日まで民間に売却するために必要な対外的な営業活動の強化、それからあるいは広報活動をもっと積極的に行っていってほしかったなという感がいたします。議会のほうにもそういった積極的に何とかこの時期に売らなきゃいけない、何とか買ってほしいという営業活動の強化、果たしてどうだったかなというところをご説明いただきたいと存じます。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
 協働政策部長北川誠次君。
◎協働政策部長(北川誠次君) 現在のところ、どのような売り方というの、一応プロポーザルで売却しようということは決定しているわけですけども、跡地がどのように活用できるかっていうことを今検討しておりますんで、現在検討中ということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) ぜひ高く売れるようにがんばっていただきたい。でも、売るだけじゃなくていろんなことを考えなきゃいけないけれども、しかし50年後、100年後の近江八幡市を考えたときに、地元の自治会は公園だとか防災センターに置いてほしいという気持ちもわかります。がしかし、地域間競争力の中で、近江八幡市がきちっといろんなインフラ整備をそろえながら生き残っていくためにはどういった活用方法があるのかということで考えると、さまざまな議論をもっともっとぶつけて、そしてぜひいいようになってほしいなというふうに思っておりますので、今後ともご努力をお願い申し上げます。
 先ほど市長答えていただきました。この病院大丈夫かということなんですが、今双方の弁護士がコンセンサスのための協議を行っていると。基本的なところをお尋ねいたしますけれども、市長は株式会社大林組のトップですね、トップと直接に折衝する機会、あるいはご相談、お願いする機会をつくるために本気でご努力をなさったかな、どうだったかなというところで、なぜ株式会社大林組のトップとこれまで直接交渉をなさらなかったのか、よろしかったらご説明いただきたいと存じます。
○議長(川村裕治君) 市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) 今のご質問でありますが、大林組のトップとなぜ交渉されなかったのか。やはりお互い組織を持っている身でございますから、弁護士を交えての交渉をやろうということになりますと、それで進まなきゃなりません。恐らくや、こちらから大林組のトップに話を、非公式にはしてるんですよ、でも正式に申し入れても断られると思います。なぜならば、今じゃあやってる交渉は何なのかということになりますから、だから我々も、あるいは向こうの民間会社も今の交渉団に任せてると、これが少なくとも対等と言われる交渉の姿ではないかなと、かように思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 実は、もう既に市長は株式会社大林組のトップとこの1年9カ月の間にお会いになっているというふうに思っている、そんなところもあったと思いますけれども、いろんなことで勘案されてお会いになってないということであります。私の考えは、やっぱり困難を乗り越えるためには強靱精神力を備えなければならないし、7月21日に市長に申し上げたように、このトップとぜひ会談を持てるようにがんばってほしいということだったんですけれども、これから2カ月後、弁護士同士のコンセンサスが得られたとしても、企業の医療企業債にしても、国税だとか県民税だとか、近江八幡市民だけじゃなくて、やっぱりほかの方たちにもお世話になる、いろんなことを考えると、早目早目に株式会社大林組のトップとお会いになっておいたほうがいいような気もいたします。弁護士はそれぞれ依頼人からいろんな要望を受けていろんな考えもおっしゃいますし、できればそういった意味で相手さんの弁護人の後ろにいらっしゃる株式会社大林組の方とコンセンサスが得られるようにお会いいただきたいと存じます。それは、お会いになりますか、どうですかっていうふうに聞きたいところなのですけれども、聞いてみましょうか。市長、お願いします。
○議長(川村裕治君) 市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) 大変失礼な答えかと思いますが、そのような問いのあった議会であったことは承っておきたいと思います。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 私たちは近江八幡市民のために粉骨砕身努力しなきゃいけないと思っています。ここにいらっしゃる議員の方、そして市民の方が今の発言を聞かれたらびっくりされると思います。どうしてはってでも大林組の本社に行ってトップとお会いにならなかったのか、残念至極であります。これは、私議員としてもしっかりと主張したいと思います。でなければ、今後近江八幡のこのがんばっていらっしゃる病院はどうなるのか、市民がどうなるのか、そういうことを考えれば、がむしゃらにはってでもやらなきゃいけない、それがリーダーの務めだと思っております。大変恐縮な発言で失礼とは存じますけれども、私の思いも全く熱いものでありますので、お許しをいただきたいと存じます。
 次に、市長の掲げるマニフェストであります。
 先ほど井狩議員がおっしゃいました。有権者との約束であるから確実に遂行しなければなりません、これは私も同感であります。しかし、財政難の本市が最優先でかからなきゃならないのは、総合医療センターの健全運営のための努力とすれば、今はしばらくの間それに専念していただいて、つらいでしょうが、みずからのマニフェストをストップさせる英断も必要かもしれません。後でああ、しまったとなっては本当に困ります。ただ、マニフェストの達成が難しそうだから病院のほうにかかりましたっていうそういう言い逃れも困りますですが、よく市役所の職員さん、幹部の方もここにいらっしゃいます。ご相談いただいて進めていただきたいと存じます。
 未収金対策ですけれども、きのう塩田議員が徴収のプロ集団をつくってはどうかという提案がございました。徴収率が上がるので、これはぜひとも取り組んでいただきたいです。
 関連して、平成18年までの旧市民病院のときに未収金が5,000万円ありました。平成19年度は1年間で一挙に2倍に膨らんでおります。単年度で2倍の1億円でございます。合わせて1億5,000万円。本当正念場だと思っております。これは、病院が悪いわけではございません。払わない人がいけないんです。先ほど申し上げたように、私の家族も入院いたしましたけれども、例えば手術するときに承諾書いただきますね。もし万が一の事故が起こった場合には、それはいたし方ないと、一生懸命やるわけですから。そこに未収金の防止のために支払いの確約連帯保証の念書もとっていただいたらどうだろうということを提案しようと思いましたら、先ほど平野事務長のほうからもうそれは先にやってますよということでしたので、さすがだなということで敬意を持っております。ぜひよろしくお願い申し上げます。
 これまで自治体の財源は、税収を除けば、交付金や補助金、地方債でした。ですが、国から回るお金は先細りするし、地方債の発行は借金もふやします。おのずと自治体は新たな資金調達の手法を開発しなければならないわけで、とはいえ新たな借り入れは不良債務の自転車操業に陥るだけであって、これを続けると起債制限の憂き目に遭い、場合によっては破綻してしまう。だから、PFIといえども、借金の割賦払いだということはどうしても否定できないと思います。自治体が本来の手段で債務を減らそうとすれば、増税か公共サービスの切り捨てしかありません。そのどちらも許さないわけですので、直面する課題は資金調達です。本市が保有する資産は多くあります。同時に、これらが不稼働、不良資産であることも少なくありません。今後の維持管理や更新の費用を考えれば、将来の負担は重いはずです。何で不稼働、不良資産を整理して、持たざる経営を目指して今後も資産の利用や活用の戦略を考えていかなければならないと痛感しております。これは私の思いであります。
 次に進みますけれども、道路についてであります。
 近江八幡市の交差点の渋滞を緩和するための右折レーンの確保でありますけれども、右折レーンの整備効果が期待できる交差点、これは幾つほどありますでしょうか。
○議長(川村裕治君) 都市産業部長田中栄祐君。
◎都市産業部長(田中栄祐君) 今概略、おおむねでございますが調査をしておりまして、国道及び県道で約15カ所、それで市道のほうが4カ所ございます。これは抜本的に交差点改良というよりも、交通量の大変煩雑する時間帯だけというときもございますし、平常はスムーズに流れている箇所もございます。おおむねこういった19カ所、合計19カ所がすべてが右折だまりを解消すれば円滑な流れができるというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) これは順次的にその整備していかないとなかなか克服できないことでもあります。早目早目にその関係者だとか、そういった方々と進めていっていただきたいなと思っております。
 あわせて、右折レーンとなると、旧市街地のほうに溝蓋のない道路もたくさんありますですね。私選挙のときに街頭演説やっていると、ここに溝ぶたをつけてほしいという依頼をよく聞くのですけれども。要望も出していると、自治会長通じてですね。それも余り進んでないように思います。それらも年次的にプロジェクトチームをつくって旧市街地のあの辺の溝蓋、できるとこもできないところもあると思いますけれども、進めていただきたいということをお願いをしたいというふうに存じます。
 道路の予算、措置すればそれだけ整備されるというものでもないところもあると思うんですよね、実際問題。その中でも早目早目に手を打っていく必要があると。鷹飼のJRの踏切、ありますね。軌道敷、あそこを通るとがたがたがたとかってもう本当に頭打つんじゃないかなっていうぐらいになるんですけれども、以前高木議員と加藤議員が質問しております。JR西日本に対してどんな折衝になったか。それと、日吉野の踏切だとか、篠原・上野町の踏切の拡幅ですね、その辺についてもちょっとわかれば教えてください。
○議長(川村裕治君) 都市産業部長田中栄祐君。
◎都市産業部長(田中栄祐君) 踏切の拡幅については、現在まだ計画的な具体的なお示しする状況ではございませんが、検討には入っておることは事実でございます。特に堀上町の交差点の踏切もそうです。JRの踏切につきましては、当然ながらJRさんが随時改修をされてるわけでございますが、なかなか一度に改修はされてないですが、随時何か工事をされてるというふうにお見受けをしておりますが、当然市といたしましてもJRさんのほうに機会あるごとに要望はさせていただきたいと、このように考えております。
 以上でございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) ぜひよろしくお願い申し上げます。
 昨日の答弁で、電線類の地中化事業について出ていましたけれども、なかなかお金もかかるし、道路管理者と電線管理者と住民が三位一体となってこの地中化については取り組まなきゃいけないし、電線だけじゃなくて上下水道管もあれば電気ケーブルもありますね。だから、そういったことではなかなか都市部のようには地中化は進められないとは思いますけれども、しかし私も調べたらパリとかロンドンは100%地中化がもうオーケーだそうです。ミュンヘンで80%、ニューヨークで70、東京の千代田区でまだ34%ということでありますから、なかなか本市でも地中化っていうのは、一部ありますけれども、進めていくことは、これは苦しいなと思います。どうしてこんな話をしたかと言いますと、ホテルニューオウミさん、個人名出していいのでしょうか、ホテルニューオウミさんと青樹会さんの間に道があります。上田出町線でしょうか。あそこの電柱が道路を占拠しておりまして、何本かあるがために困っていると思います。歩道のもちろん確保も必要ですけれども、もし災害だとか緊急時に応援物資を運んだトラックだとか、それから医療の救急搬送車などが通るときに、その電柱が邪魔して渋滞になってなかなか進まないのも困るし、あそこの電柱の移設をぜひお願いしたいと思うけれども、いかがでしょうか。
○議長(川村裕治君) 都市産業部長田中栄祐君。
◎都市産業部長(田中栄祐君) 私も毎日あそこを通っておりますので、大変邪魔だったなと思うのは事実でございます。しかしながら、現状の道路のまま取り除くというのは大変危険性もございます。根本的には道路拡幅を前提として、また側溝の取りつけも自動車が通ることによってかなりつぶれる可能性もございますので、道路拡幅とあわせて、根本的に電柱の移設も含めて検討していきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) よろしくお願いします。
 次に、子どもの件で、青少年の育成の中で先ほどお答えになった道徳教育の推進、
◆ これも諸手挙げて賛成であります。今の日本は衣食足りて礼節を忘れた国になっていないか、道徳は、倫理はどこへ行ってしまったのか。人としての道徳、それは理屈以前に思考しなくても行動を起こすっていうことだと思っております。生命や自然のとらえ方を学ぶこと、自由と責任、権利と義務、公と私の関係を体験しながら実践していってください。ぜひよろしくお願い申し上げます。これが日本の礼儀正しく秩序ある特質だと思っておりますので、お願い申し上げたいと存じます。
 続いて、「早寝・早起き・あさ・し・ど・う」の6項目の実践状況について、データはとっていらっしゃらないということでありました。しかし、できたら子どもたち本人の意識の向上、それから自分の分析の観点、またあるいは自己採点をつけるといった意味からも、きのうは早寝早起き、あいさつ、食事、読書、運動、できたかなということでチェックシートっていうのをこしらえてみるっていうのも一考かと思うんですけれども、教育長のお考えがあればお伺いしたいと存じます。
○議長(川村裕治君) 教育長中江義一君。
◎教育長(中江義一君) 有村議員のご指摘のとおりと私も思っておりまして、それぞれ各学校ではそういったチェックシートを使いながら、さらにきめの細かい指導をしていただいてるわけですが、市といたしましても、今年度が3年目ということでございまして、できますれば、今まだ私の思いの段階ではございますけれども、今年度末ぐらいにそういった調査的なものができないかどうか、そういった部分を今後検討していきたいなというふうに思っているところでございまして、私自身もある程度数字という分の中で3カ年の進捗状況を見ながら今後の方向性というのを見出していく必要があるだろうとは思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) ぜひよろしくお願いします。ありがとうございます。
 次ですけれども、井狩議員が先ほどおっしゃった学力テストです。小6と中3、全国224万人が4月に受けました。この全国実力テストで都道府県別の成績で、ご紹介します。1位が秋田県、2位が福井県、3位が富山県です。下からの県もわかってるんですけども、言わないほうがいいと思うんでちょっと触れませんけれども、この各県は顔ぶれが昨年度と一緒で、学力格差が一部で固定している状況をうかがわせています。この学力テスト、本市でもたくさんの児童・生徒が受けていますけれども、本市の学力底上げ対策というのをお聞きしたいんですが、先ほど質問にも出ておりましたのでちょっと角度を変えて、例えば今後の社会の変化だとか、国内、大都市部以外もありますけども、国際競争の激化が予想される中で、本市の子どもたちが競争社会に出て競り勝って、打ち勝っていくための競争の厳しさというのも教えなきゃいけないというふうに思っております。そのあたりのお考えについてお伺いしたいと存じます。
○議長(川村裕治君) 教育長中江義一君。
◎教育長(中江義一君) これからますます情報化進展し、科学も発展し、生活様式も多様化して、そういう意味ではいろんな競争社会になる可能性はありますし、そういった中でたくましく力強く生きていくためには、生きる力というのが大事かなというふうに思っております。その生きる力を育てるためには、やはり知、徳、体のバランスのとれた人間育成、これが一番大事かなと。知だけではいけないかな、また徳だけでもいけない。知、徳、体、その知、いわゆる学力、確かに学力使うためにはやはり基礎的な知識とか技能、こういったものを習得が大事ですけれども、これを活用できる判断力とか思考力とか表現力、そしてそれを培うことが大事ですし、そのためには自分が何が今欠けてるのかなという課題といいますか、あるいは自分が何をしたいのかという目標、そういったものをしっかりと持てる、そういった子どもに育てないかんのかなと思うんですね。ただ、競争というのは非常に大事な部分はあると思うんですが、この部分がしっかりしていないと、ある意味では挫折感を感じたり劣等感だけを持つ、そういった子どももできるのではないかなというふうに思います。現実に、やはり高校での事例でございますけれども、今までトップクラスにいた子どもが、成績が落ちたと。そのことで物すごく精神的パニックになって、そしてなかなか立ち上がれない。成人になられてもお医者さんに治療を受けながら、しかし社会で一生懸命頑張ってはおられるんですが、そういった事例も私自身知っているわけでございますけども、そういったことも考えますと、やはり子ども子どもにとって受けとめ方も違うかなという意味では、一概に競争に勝てるだけの力強いたくましい人間の育成という意味では、競争をさせること大事ですけど、そのための素養といいますか、先ほど言いました知、徳、体、これをきちっとしたバランスのとれた教育をする中ででないと難しいのかなというふうに思っています。今はそれぐらいしかお答えはできませんが。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 児童や生徒はさまざまな子たちがいます。運動会走り競争でいつも1等賞、2等賞、3等賞の足の速い子もいれば遅い子もいます。そんな中で十人十色の子どもたちが本当に成長して社会に出ていったときに、あれ、こんなんじゃなかったんだけどなっていうことで困るのは子どもたちにならないように、家庭の中でも学校でも地域でもしっかりとサポートしていきたいというふうにも私も考えております。
 「早寝・早起き・あさ・し・ど・う」の中で、読書活動のさらなる啓発推進のために、学校図書館、市立図書館で借りた書籍の数に応じてスタンプをいただいて、ある一定のスタンプがたまったら、商品を差し上げたいとこだけども財政的にも苦しいし、例えば表彰状を授与するだとか、一生懸命本を読んでいますよという子どもたちが励みになる、そしてまたああ、またあした2冊借りに行こうと、今週5冊も読んだよとかいってみんなが競いながら本当に本を読む。借りるだけじゃなくて本を読む、そういった習慣を、意識づけをしていきたいなというふうに考えております。ぜひこれは検討していただきたいと存じます。私も今図書館で一遍に10冊まで借りられますので、10冊借りてそれを何とか読破してまた返しております。なかなかいいものだなと、本は本当にためになるなということを実感しているきょうこのごろでございます。
 最後に、この早寝早起き、あいさつ、食事、読書、運動は行政から各自治会を通して、小・中学生にとどまらず、青年、壮年、老人層まで幅広い啓発を行って、近江八幡市民は笑顔が後からついてくるのだ、そんな明るい希望のある町となるよう念じ、質問を終わります。ありがとうございました。