議会報告
平成21年3月議会質問
- 金田小学校 プロポーザル発注について
議事録
◆9番(有村國俊君) 世翔会の有村でございます。
私は、金田学区の皆様が望んでいらっしゃる新しい施設建設に向けての推進の立場でございます。
金田小学校等整備業務にかかわる井狩議員の質問に続き、もう少し明確にしたい箇所を関連質問いたしますので、よろしくお願いいたします。
今回この公募型プロポーザル方式で発注しようとしたそもそもの言い出したのはどなたでしょうか。
○議長(川村裕治君) 当局の回答を求めます。
市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) 市として政策会議をしたわけであります。だれということはありません。皆さんから声が上がったと、こういうふうにご理解いただきたいと存じます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) この公募型プロポーザル方式で発注することに至ったどういう経過で決定されたか、お聞きいたします。
○議長(川村裕治君) 市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) 従来どおり政策会議で決めまして、それを要求水準をつくり、そしてそれが契約審査会に、それでかかったと、ふだんのルールを踏んでいるということでございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) その契約審査会のメンバーに市長がご意見することはあるのでしょうか。
○議長(川村裕治君) 副市長正木仙治郎君。
◎副市長(正木仙治郎君) それはございません。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 32億円工事のプロポーザル業者選定委員会の委員長は、先ほどのご答弁のとおり、東洋大学工学部の長澤悟教授ですね。委員はだれでしたか。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 委員の皆さんにつきましては、全員で9名でございます。今先ほども説明を申し上げました東洋大学の工学部の教授の長澤先生、それと滋賀県立大学の井出慎司先生、それと副市長、それと教育長、市内の校園長会の会長ということで勝田先生、この方は桐原小学校の校長先生でございます。それと、金田学区の自治連合会長の井上さん、それと金田学区のまちづくり協議会のコミュニティー部会の部会長でございます武田さん、それと協働政策部長と子ども未来部長、以上9名でございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 今おっしゃった各委員の皆さんはどのような経緯でどなたがお決めになったのか、そしてだれが依頼をしたのか、お伺いいたします。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 原案につきましては、私ども教育委員会のほうで作成といいますか、提案をさせていただきました。その中で最終的には当然市長とも協議をさせてもらった中で決定をさせていただいております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) その各委員を選定するための基準は、その基準は何を根拠とされたのか、お伺いいたします。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) まず、4つの施設を一括でということになりますし、学校建設というのが重要なファクターになっておりますので、まず学校建築の専門家の先生ということで、長澤先生をお選びをというか、させていただいてます。それと、当然今の時代でございますので、環境という部分につきましても、専門的な先生のほうからの意見というものも大事でございますので、井出先生をお選びをさせていただいております。それと、当然地元の金田学区に建設をするということでございますので、地元の連合自治会の代表者の方、それと学校が中心になる施設でございますので、学校の先生の代表の方、それとそれぞれの4つの事業がございますので、それを担当します部長という形での選任をさせていただいたところでございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) この業者選定委員の中で、設計図書ですとか見積もりが理解できて、コスト計算ができるのはだれでしょうか。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 先ほどもご説明させていただきましたが、専門家の先生がいらっしゃいますので、専門家の先生につきましては、そういう部分についてはたけておられますので、そういう部分につきましてはお任せをというか、させていただきました。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) この優先交渉権者を選定する審査委員、審査方法について、冨士谷市長から提案することは可能なのかどうか、お伺いいたします。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) 申しわけございません。もう一度ご質問いただきたいと存じます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 優先交渉権者を選定する審査方法について、市長から提案することは可能なのかどうか、お伺いいたします。
○議長(川村裕治君) 市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) ルールがございまして、これには、ルールというのは、要求水準、全部決まってますので、だから第1回の選考委員会の中で、こういうことでルールをつくって、それでそのルールにのっとって優先権者を決めようということになってあるわけですから、だからそれが決まってからというのは口を挟む余地はございません。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 市長は優先交渉権者選定中に長澤委員長へ、あるいは審査委員へ、あるいは議員などへご自分の考えを提案したことはありますでしょうか。
○議長(川村裕治君) 市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) 具体的に申し上げていただきたいんですが、僕はございません。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) それでは、本来業者を決定して発表しなければならない約束の2月6日の時点で、募集要項でうたっているとおり、委員が点数化したものを提案価格で除した数値で決定した優先交渉権者はどこでありましたか。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 戸田建設JVでございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 戸田建設のJVが当初2月6日の時点で決定していたというんであれば、発表がおくれた理由、10日までおくれた理由をお聞きいたします。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 先ほどの初問の中でも回答をさせていただきました。長澤委員長さんが学校の建築の専門家でもございます。その立場で各案を比較検証を専門的な立場からされておられます。その中で、当然先生も最終的には提案価格で割るということは当然ご存じだったわけでございますが、その価格の高さを若干犠牲にしてでも、ほかのいい提案があるということを申し出がございました。ただ、ルールとしましては、提案価格で割るということで最終的に点数が高いところに選ぶということになっておりますので、そのことにつきまして若干先生との調整に時間がかかりましたんで遅くなったということでございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 先ほどのご答弁の中で、委員は厳正に各技術提案の審査を行ってきたとおっしゃいました。そうであるなら、数値をデータ化して、順位づけしてルールどおりに進めて結果が出たとおり粛々と委員長はそれに従うのみであります。長澤委員長の審査結果内容を読み上げてもらえないでしょうか。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 少し長くなりますので、先生のところといいますか、最後のところだけを読まさせていただきます。「第1次及び第2次の審査委員会の話し合いの中で、価格で評価点を除することにより審査委員の評価が結果に反映されないことを心配する意見が出され、学校建築について専門的、技術的な見地からの評価の比重を高める必要があるという提案が多くの委員から出された。そこで」、上記の1から3と書かれてますが、1といいますのが、1位がコ社、2位がキ社、3位がア社で、1位と2位以下には大きな差があったということで、1位が4.2、2位が3.5ということで、1位と2位以下には大きな差があったと。それと、2番につきましては、1位をつけた委員はコ社が5名と過半数を占め、キ社が2名、ア、ケ社が各1名であったと。それと3つ目には、第1次審査における評価点との合計点は、1位コ社、2位キ社で、3位以下とは大きな差があったとはっきりとあらわされた審査委員の総合的評価を尊重すると同時に、各社の提案内容について、価格と提案内容の市との関係を含めて専門的視点から評価を加えた結果、次のとおり選定するということで、先生の意見につきましては、最優秀がコ社、次点につきましてはキ社ということで、「最後になりますが、各応募者に厳しい期間の中、学校建築の設計、建設に係る豊富な経験と実績をもとに密度の高いご提案をいただいたことに対しまして、審査委員一同深く敬意と謝意をあらわします。審査委員長長澤悟」ということで、委員長のほうから講評をいただいております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 長澤審査委員長が最優秀者としたのはコ社というふうに今ご答弁でありましたけども、次がキ社ですか。コ社とキ社というのはどこの業者でしょうか。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) コ社につきましては、秋村・大橋特定建設工事共同企業体でございます。キ社につきましては、戸田建設・建築事務所エヌピィオー・松田平田設計異業種特定建設工事共同企業体でございます。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 2月13日の議員全員協議会で突然配られた書類をよく見ますと、総合評価結果の上位2社は、1位、キ社、2位、ア社です。ところが、長澤委員長の推薦した最優秀者はコ社、次点がキ社で、明らかに委員会の要綱に準拠していない公表内容であります。このちぐはぐな公表は、本来あってはならないはずです。なぜこんなことが平然と起きたのか、ご説明を求めます。
○議長(川村裕治君) 教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 先ほどからもお話をさせていただいてますが、先生につきましては、建築家ということで専門家でございます。私どもの最終的な決定の方法といたしますのが、提案価格で除するということになっておるわけでございますが、それを抜きにしたら、それまでのいわゆる点数、評価点の合計というものがございます。それの一番高いところがコ社で84.62、それと次にキ社が83.11ということで、評価点ということで先生は評価をされたということだと思っております。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 業者を決定して発表された2月10日の前日の出来事です。議会運営委員会が終了したところで、ある方から、数人が別室に呼ばれました。別室で同席したのは私を含めて6人です。内容は、冨士谷市長が今回のプロポーザル業者選定の件で議員の意見を聞きたいと申し入れてこられた。翌日の12時に冨士谷事務所に集まってほしいとのことでございました。ただし、市政会の3人、共産党の3人除いた14名に集まってほしいとのことでありました。なぜ冨士谷市長の個人的な事務所でこの32億円の案件を、しかも20人中14人の議員だけを集める理由が何であるか、その点について詳しく説明を求めます。
○議長(川村裕治君) 市長冨士谷英正君。
◎市長(冨士谷英正君) 有村議員も政治家でございますからよくご存じだと思います。やはりいろんな方々のご意見をちょうだいしたいというとこで、やはり日ごろから懇意にしている方だとか、そういった方のご意見を聞くというのは僕だけじゃなくして、先生もなさっていることではないかなと思います。そういう立場で一度ご意見を拝聴したい、こういうことを申し上げただけでありますけれども、現実としてはそのような会議を持っておりません。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) そのとき同席した数人の者が、どうして冨士谷事務所で我々が集まらなきゃいけないのか、そして市政会と共産党は除いた議員が集まらなければいけないのか、お断りを申し上げますということを申し上げました。だから、開かれてないのであります。先ほど議運でも報告がありましたけれども、この金田小学校等の整備事業、これは早期に推進していかなければならない案件であるということであれば、今後の契約までのスケジュールをお伺いいたします。
○議長(川村裕治君) 回答を求めます。
教育部長村田正美君。
◎教育部長(村田正美君) 契約までのスケジュールでございますが、今現在精力的に戸田建設JVと話し合いをさせていただいております。その結果に基づきまして、今度は建設工事の契約審査会の中で仮契約になるわけでございますが、そういう形で私どものほうから提案をさせていただきまして、それをもって議会に仮契約という形で契約の議案を提出をさせていただきたいと思っております。それが少しおくれておりますので、3月26日に臨時議会が開催をされるということでございますので、それには必ず提出をさせていただきたいと思いますので、もう少しお待ちをいただきたいと思います。それと、遅くなりまして申しわけございません。
○議長(川村裕治君) 有村國俊君。
◆9番(有村國俊君) 議員は上程された議案並びに上程される議案について、その結果に至るプロセスについても審議する権利があるはずです。行政手続と公金支出のチェック機能行使が議会の役割であります。
以上、関連質問を終わります。
○議長(川村裕治君) 以上で9番有村國俊君の質問を終わります。